第3部はいつものように子供達によるオペラです。今年は「赤っ恥うさぎ」です。童話の「ウサギとカメ」のその後をテーマにしたオペラです。童話ではカメに負けてしまったウサギがその後どうなったかをややコミカルにオペラにしたものです。ウサギが名誉を回復するストーリーになっています。
テーマ「赤っ恥うさぎ」 競争に勝ったカメ 競争に負けたウサギ
ほぼ毎年たぶせ少年少女合唱団の定期演奏会に来ていますが、オペラは子供向の分かりやすい構成になっています。そして、結末はほぼハッピーエンドになっています。私がオペラを初めて見たのはそんなに昔のことではありません。子供が6歳位になった頃、子供向けのオペラを銀座のどこかの会場で見たことがあります。確か「鶴の恩返し」か「夕鶴」ではなかったかと思います。鶴に関わるオペラだったように記憶しています。
ウサギ村のウサギたちの歌
さてカメに負けたウサギですが、ウサギ村の恥さらしとなり村から追い出されてしまいます。そんなウサギを可哀そうに思ったカメが励まします。ところで、実際のウサギは競争するために足が速いわけではありません。逃げるために足が速いのです。そのため、カメと山に逃げる競争すれば絶対勝ったと思います。カメは逃げず首を引っ込めるだけですし、動いても山に逃げないで水の中に逃げますので。
ウサギ村の長二匹 ウサギの負けを言いふらす しょんぼりウサギ
ところで、ウサギで思い出しました。娘が年長さんの頃、一匹のミニウサギを飼っていました。しかし、家内がどうしてもウサギが嫌いで、仕方なくベランダで飼っていたのです。夏からだんだん秋、そして冬になってきました。ある日のこと、そのミニウサギは寒さで死んでしまったのです。その処理に私は困ってしまいました。その後、保育園から帰った娘がミニウサギを探し始めました。そして、ゴミ箱に入ったミニウサギを見つけて烈火のごとく泣いて怒りました。今でも、娘には悪い事をしたと思っています。
ウサギを慰めるカメ 仲直りする動物たち 怖い狼がやって来る
私は、動物が大好きなためいろいろな動物を飼いました。ミニウサギ、猫、犬、カメ、鳩、小鳥、魚(金魚、メダカ、フナ、ナマズ、カエル、ドジョウなどの水生小動物)、昆虫(カブトムシ、クワガタ、カマキリ、セミなど)などです。水槽が10ケース位あったかも知れません。また、ベランダにはいろんな植物も育てていました。
狼に捕まったキツネやタヌキを助けるウサギとカメ
変わった動物を飼っていたこもあります。野生のカモです。たまたま娘と川に魚釣りに行った時、針や糸にからまって弱りはてたカモを見つけたのです。そのカモを連れ帰り、しばらく飼うことにしました。野生動物を飼うことは違法であることをその時は知りませんでした。そのカモ、餌をあげていると日に日に元気になりました。10日後位でしょうか、ある時娘が窓を開けたまま餌をあげていると、一気に羽ばたいて、窓から飛んで行ってしまいました。またまた泣いた娘でした。
オペラを見ながら、昔飼っていた小動物たちのことを思い出した私でした。
感謝されるウサギ みんな仲良くエンディング
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田布施町 第14回たぶせ少年少女合唱団 定期演奏会 2017.3.20(2/2)
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