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Channel: 東京里山農業日誌
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洋綿を種まきし、藍と紅花の苗を移植

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 5月に入り、時には初夏のような暑い日が多くなりました。連休を利用して一気に種まきや苗を移植しようと思っています。今回は、洋綿の種まきをして、紅花と藍の苗を移植しました。一番の心配は雨です。好天なのは良いのですが、苗を植えた後になんとか雨が降ってほしいところです。しかし、雨は降りそうもありません。しばらくはジョロでの水まきが欠かせません。

    A:紅花の苗,B:藍の苗           洋綿の種から綿外し
 

 最初に洋綿の種まきをしました。いただいた洋綿の種には少しばかり綿が付着していたため、種まきする前に付着した綿を外しました。少しぐらい付着してもかまわないと思いますが、念のため種を綺麗にしました。種まきの間隔は50cmにしました。

           洋綿の種を蒔くEtさんとEmさん


 いただいた種は、去年採種したものと一昨年採種したものです。発芽率を考慮して、一昨年採種した種は一か所の分量を多くまきました。EtさんとEmさんには洋綿の種まきを、Fさんには紅花の苗の移植をお願いしました。そして、私は藍の苗の植え付け作業をしました。

 紅花の苗を植えるFさん     蒔いた洋綿の種     のんびりと播種
  

 一方で、草刈機を持ってきたA君は畑周辺の草刈りです。舗装道路沿いは私が草刈りしましたが、残りの大部分を草刈りしてくれました。暑い中、ありがとうございました。刈り取った草は干し草にして、後日植えるサツマイモの日よけにします。作業の合間、ジュースを飲んだりお菓子を食べながらの休憩タイムをもうけました。そして、楽しく談笑しました。

       膝を痛めている私は、両膝を地面について藍苗の移植作業



 休憩が終わると、もう一列に洋綿の種を蒔きました。50cm間隔で並んでのんびりと種まきをしました。当分雨が降りそうもないので、いつ発芽するか分かりません。発芽後は、除草や施肥の作業が次々にあります。夏に開花して秋に綿を収穫する予定ですが、綿の栽培は全く初めてです。ちゃんと綿が収穫できるか心配です。

        ジュース飲んだり食べたりして楽しく談笑する皆さん


 ところで、昭和20年代に田布施の国木方面で綿を栽培している家があったそうです。また、その家には綿を糸にする紡ぎ車があったそうです。田布施町で綿を栽培していたのはそう昔のことではなかったようです。当時はまだ、綿を使って糸を紡いだり織物を織ったりする技術をもっている人がいたのです。その綿栽培,紡ぎ,そして織りの技術は絶えてしまいました。もちろん、その綿の種も絶えました。とても残念です。

     もう一列に綿の種をまく        みんな並んで綿の種まき
 


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