岡の宮稲荷神社は山の上にあり、急な坂道を登らなければなりません。また道が輻輳するため、本番のウォーキングでは歩かないことにしました。いったんその坂を降りて、島田三尊種子板碑に行くことにしました。平生町の板碑は山の中腹にありますが、ここの板碑は道端にあります。遠目にはただの石柱にしか見えませんが、表面刻まれた模様や梵字から板碑であることが分かります。
岡の宮稲荷神社横の大師堂 島田三尊種子板碑 静かな島田中学校
板碑を見終わると、島田中学校横の道を歩いて中島田コミュニティーセンターに行きました。ドアを開けて中に入りましたが、屋内には誰もいませんでした。トイレをお借りして広場でお昼休憩にしました。その後、島田川に出て左岸側の道をてくてく歩きました。歩いている途中、原下自治会の花壇横を通りました。
中島田コミュニティーセンター 原下自治会の花壇 見事な樹勢
この原下自治会が管理している花壇は、光市の花壇コンクールで最優秀とのこと。色とりどりの花が綺麗に配置されていました。一番の見ものは、花壇傍で育てられたいた巨大なカボチャです。とても巨大なため、持ち上げて移動している時に壊れてしまうことがあるそうです。鑑賞用のカボチャであるため、美味しくないそうです。でも、どんな味か一口食べてみたいのです。
花壇傍で育てられている巨大なカボチャ
巨大なカボチャを見終わると、線路下をくぐってしばらく歩きました。そして、ここまでくると、島田川の川幅は100m以上になります。干潮のためか流れている水が少なく、せっかくなのでへいせい橋から川に降りてみました。そして、川の中の砂浜を歩いてみました。川から上がると千歳橋の傍にあるお地蔵様を見学しました。
へいせい橋から島田川に降りる 千歳橋袂のお地蔵様
ちなみに千歳橋は幕末期、第二奇兵隊を脱走して今の岡山県にあった代官所を襲った立石孫一郎がこの橋で暗殺されました。当時は木造の橋だったのではないかと思います。暗殺に気が付いて切りあいの末、橋から飛び降りて逃げようとしました。しかし、落下時の負傷などが致命傷になって殺されたそうです。次に向かう、新千歳橋袂に彼の慰霊碑が建てられています。
島田駅から島田川沿いにウォーキングした下見コース
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光市 島田川沿い史跡巡りウォーキングの下見(3/4)
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