朝から小雨の一日でしたが、雨が止んだ一瞬を見逃さないでサフランの球根を植えました。タマネギの種を蒔いた畝の隣に、サフラン用の畝を作りました。タマネギの畝と同じように最初耕運機で畑を耕しました。そして、レーキやクワを使って畝を鞍型に整形しました。そして、その上に穴あき黒マルチを被せました。
サフラン用に畑を耕耘 穴あき黒マルチを畝に被覆
サフランは見た目がクロッカスによく似ています。球根の形状はそっくりですし、クロッカスと同じ花色の紫です。違いは二つあります。一つ目の違いは、クロッカスは春に花が咲きますが、サフランは12月頃に咲きます。二つ目の違いは花粉です。サフランの花粉は染色に使います。例えば、料理の色を黄色にしたい場合などに使います。購入すると意外に高価です。また、布を染めることもできます。クロッカスの花はそのような使い方はできません。
サフランの球根 球根を穴に植え付け 埋め込んだ球根
今回植えた目的は、布を染色するためです。ただ、自然に少しずつ脱色するようです。そのためか、あまり布の染色に使う話を聞いたことがありません。葉の緑と同じようなものでしょうか。一度は緑に染まるのですが、経年変化で緑がだんだんと脱色します。藍の青のような経年変化しない自然の染色材は少ないのです。サフランの花粉の染色効果を来春にでもテストしてみようと思っています。
穴あきマルチの穴に植え付けたサフラン
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サフランの球根を植え付け
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