秋に各種綿を収穫しましたが、仕事が忙しくなかなか糸紡ぎする時間がありません。今回、収穫した和綿の種を取りつつ糸紡ぎをしてみました。和綿は、洋綿と比べて繊維が短いためかやや紡ぎにくいように思います。細い糸がなかなか紡げないのです。
種を取った綿をカードに載せる カーディング中の綿
細い糸を紡ぐ第一歩は、丁寧にカーディングすることです。だまになっていると、紡ぐ時に糸車を停めてほぐさなければなりません。紡ぎが上手な人は、ほぐした綿を少しずつ繰り出すことができます。しかし、今の私にはできません。カーディング後に細くほぐしておかないと、紡ぐ時に手元での繰り出しが遅れてしまいます。糸が細くなったり太くなったりと、均一な細さの糸が紡げないのです。素人なので仕方ないですが。
綿をカードから取り出す カードした綿を細めに 右手で車輪を回す
糸車を使って糸紡ぎをしていて、気が付いたことがあります。それは、紡ぐにつれて綿を持つ左手をだんだん後ろにもっていくことです。そうすると、撚れた糸が次々に綿から自然に繰り出してくるのです。左手いっぱいの長さになると、糸をつむに巻き取ります。これの繰り返しなのですが、まだまだ太い糸しか紡げません。気長に紡ぐしかないようです。
左手で棉を引くようにしながら、綿から撚れた糸を引き出す
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和綿、種取りしつつ糸紡ぎ
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