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Channel: 東京里山農業日誌
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洋綿の種取りをしつつ漉く

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 この春に種まきしようと思っている洋綿の種を取っています。緑綿や和綿は種まきする量を確保したため、今度は洋綿の種を取っているのです。去年はどう言う訳か、洋綿の発芽率が悪かったため今年はたくさんの種を蒔こうと思います。発芽率が悪く50%だったとしても、4粒まけば2粒は発芽することになります。また、箱苗に種をまいて発芽した洋綿を移植する手も考えています。去年、和綿は半分以上移植して育てました。綿は移植に強いようですので。

  採集した洋綿       種を取った洋綿      取った洋綿の種
  

 綿は種が比較的大きいものの、種を綿が包んでいます。そのため、種と種を包んでいる綿を専用の綿繰り器で分離します。工業化された機械ではモーターで高速に分離できますが、私が持っているのは昔からの手回し式です。一度に数粒しか種と綿を分離できません。気長にハンドルを回すしかありません。

      綿が外れ種が残る        反対側には綿だけを排出
 

 種と綿を分離したついでに、そのまま糸紡ぎに使えるように漉いています。たくさんの棘が付いた二つのカードで漉いて、細い棒にくるくる巻いて細長い綿に仕上げます。糸紡ぎするとき、この細長い綿の端から繰り出すように糸を引き出します。今のところ、太い糸は紡げますが、織機に使えるような細い糸はまだ紡げません。細い糸を紡げるようになるにはまだまだ練習が必要です。

           糸紡ぎできるように、漉いて細く巻いた綿


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