6月のウォーキングは予定降り柳井市の氷室岳です。氷室山562.6mは、柳井市と岩国市の境にある柳井市の最高峰の山です。6年ほど前、初めて氷室岳に登りました。その時は、頂上のテレビアンテナ施設を壊している途中でした。確か、アナログ放送が終わったため壊していると聞いたように思います。
なかなか立派な高山寺の山門 鎌倉時代創建の高山寺本堂
車で高山寺に到着するとご住職にご挨拶しようと思いましたがご不在でした。このお寺は臨済宗で鎌倉時代に建てられたとのこと。焼失により宝物や記録が失われましたが、平成元年に再建されたそうです。お寺の北側の庭を拝見させていただきました。氷室岳を背景に配置した庭になっているそうです。ちなみに氷室岳は周防富士とも言われています。
周防富士(氷室岳)がよく見える高山寺のお庭を見学
高山寺の庭に生えている大モクセイは柳井市の天然記念物になっています。ところで、同じ庭に生えている樹木の下に、見たことがあるような葉がたくさん落ちていました。落ちた一枚の葉に傷をつけてみました。その傷は見る見るうちに黒くなりました。この葉は、ハガキの木(タラヨウ)の葉でした。龍泉寺よりは小さな木でしたが、たくさんの葉が茂っていました。
巨岩上のお地蔵様 高山寺を振り返って 氷室岳登山口の案内板
高山寺を後にして氷室岳に向かいました。里山をのんびりと歩いていると、氷室山登山口の案内板に到着しました。ここからは、かつての登山道と車が通る林道が続いています。登山道は荒れているように見えたため林道を進むことにしました。ここから標高562.6mの氷室岳頂上までの長い長い坂道を登りました。4年前の春に登った琴石山はけっこう疲れましたが、今回はそれ以上の登りとなります。
氷室岳山麓の民家跡らしい石垣 途中の道から高山寺方面を見下ろす