遅れて9月に種芋を植え付けた秋ジャガイモ、ようやく芽が出てきたため土寄せをしました。ジャガイモは涼しい気候が好きなため、この10月にジャガイモが大きくなります。ジャガイモは茎から伸びるストロンと呼ばれる先端に芋ができます。種芋より上の位置に芋ができるため、土寄せは欠かせません。土寄せをさぼっていると、芋が地表に出て緑色のジャガイモとなってしまいます。この芽や緑にはソラニンと呼ばれる毒あります。芽や緑を取らないで調理する人がいるようで、たまに事故が報告されています。
秋ジャガイモの周囲に土を寄せて盛り上げる
土寄せする時はいつもそうなのですが、最初に芽の周辺を耕耘機で耕して土を柔らかくします。次に平クワで株間を軽く除草します。そして、柔らかくなった土を三本クワでジャガイモの芽に寄せます。土を寄せる前に株間に肥料を蒔きますが、今回は施肥しませんでした。また、芽欠きをしますが、今回はそう芽が多く出なかったので芽を欠きませんでした。
ちなみに、小さなジャガイモをたくさん収穫したいときは芽を欠きません。一方大きなジャガイモを収穫したいときは、芽を欠いて芽の数を減らします。12月には美味しいジャガイモを収穫できることでしょう。
芽の周りの土を耕耘 株間を平クワで除草 土寄せが終わった畝