晩秋にコットンクラブの方々に藍の花柄を収穫していただきました。その花柄の中に種子が混じっています。これを天日でカラカラになるほど干しました。量的には花柄の1/3位が種子です。花柄を含んだまま種まきしても問題はありません。ちゃんと発芽します。ただ、種子より花柄の量が多いため、どの程度種を蒔いたのが把握できません。そのため種子だけを選別しました。この田布施では、約2ヶ月後の3月中旬が藍の種まき時期です。それに間に合わせるためもあり、今回花柄から種子を選別しました。
乾いた花柄を手で揉んで花柄と種子を分離、洗濯板を使うとさらに効率的
花柄からの種子の分離方法ですが、私は次のようにしています。①木槌で叩いて枝から花柄を落とす ②荒い網を使って余分な枝を取り去る ③花柄を手で揉むか洗濯板で擦って、花柄から種子を分離 ④細かい網を使って花柄と種子を分離 ⑤唐箕を使ってさらに種子だけを分離。売っている種子ほどではありませんが、ゴマ粒ほどの黒色の種子を手に取ることができます。
花柄付きの枝を叩く 花柄を手で何度も揉む 網で種子だけを分離
最後に唐箕で種子だけにすると1/3位に減りますが、それでもコップ一杯の種子を選別することができました。少ないように見えても私一人が藍染めにするには過剰です。そのため、この藍の種子を欲しい知人にお分けするつもりでいます。3月頃に種を蒔いて、5月に移植して、8月か9月に葉を収穫して藍染め(一部は葉を乾燥して保存)、12月に花柄ごと種子を収穫・・・が私の藍栽培の1年周期です。ところで、種子は冷蔵庫で保存すれば数年は持つのではないかと思います。試してみようと思います。
最後に唐箕で種子だけを選別 ゴマ粒ほどの大きさの藍の種子
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収穫した藍の花柄から種子を選別
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