今年初めての小学校放課後学習の成器塾でした。前回は糸紡ぎや織物などの手芸でしたが、今回は調理です。小学生の調理ですので、比較的簡単なホットケーキを作ってみました。ただし、手回し製粉機を使って小麦の製粉からスタートです。使った小麦は去年収穫したものです。去年の秋に種まきした小麦は、次年の成器塾でホットケーキ作りかパスタ作りに使います。畑で小麦を栽培することから体験する調理です。
製粉して作った小麦粉で調理したホットケーキ、美味しそう!
天ぷらやパンなどの食べ物にはたくさんの小麦粉が使われています。しかし、どのようにして小麦粉が作られているのか知らない子供が多いと思います。そこで、手回し式製粉機を使って製粉の工程や製粉の大変さを体験してもらうことにしました。
手回し製粉機 最初は粗びき ふるいで粉を濾す
製粉は、最初に粗びきをしてから細粉にします。何度も手回しするので腕が疲れます。疲れた頃に次の人に代わります。次々に代わって回すと疲れが溜まりません。細粉にした粉をふるいで濾して糠を取り除きます。このような大変な思いをしてやっと白い小麦粉が得られます。この小麦粉を使って、ホットケーキ作りに入りました。
牛乳を計量 生卵を溶いて バニラエッセンス
小麦粉が出来上がると、一般的なホットケーキ作りのレシピに沿って調理しました。小麦粉に牛乳,砂糖,生卵,ベーキングパウダーを入れてかき混ぜます。均一に混ざったらフライパンで焼きます。調理している間にテーブルセッティングをしておきます。
焼く前にフライパンに油を薄くひく
焼きあがるとお皿に配膳です。全員が席に着いて「いただきます!」。お好みに応じてバターか蜂蜜を付けました。糠の味が残るかと思っていましたが、とても美味しくいただきました。この美味しさだと、来年の成器塾の調理でもお勧めです。
熱したフライパンで焼く 美味しくいただきました。
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放課後学習 成器塾 小麦を製粉してホットケーキ
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