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Channel: 東京里山農業日誌
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友禅ケヤキと楮(こうぞ)の若葉

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 我家に生えている樹木の中で、比較的早く若葉を展開するのは友禅ケヤキ(ユウゼンケヤキ)です。ケヤキと名前がついていますがアキニレの仲間だそうです。この樹木が面白いのは、樹液にカブトムシやクワガタなどの甲虫が集まることです。初夏になると、カナブンやハチの仲間がぶんぶん音をたてて集まります。クヌギやコナラに集まる虫と同じ種類の昆虫です。毎年のことですが、友禅ケヤキ周辺でこれらの昆虫の羽音が聞こえるようになると、我家にも夏が来たことを実感できます。

          まだ色が薄い友禅ケヤキの若葉


 続いて、楮(こうぞ)も若葉が出始めました。この楮、元々は紙を漉いてみようと思って植えたものです。若葉の下に花と実と思われるものが付いていました。熟れた実は食べることができるようです。
 江戸時代の記録(防長注進案)に、田布施町で楮を出荷していたことが記載されています。半紙も記載されていますので、庶民向けの安価な半紙を漉いていたのかも知れません。その半紙か和紙を漉いてみたいのですが、なかなか時間がありません。今年中にはなんとか、ハガキ大の紙を漉いてみたいものです。

     楮(こうぞ)の若葉         楮の花と実?
 


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