筐体がほぼできあがると、次に引出しを組み立てました。5段の引出しのうち1段目の引出しは2個ですので、全部で6個の引出しを組み立てました。最初、1段目2個の引出しを組み立てました。ネジの種類が多いことと、接着剤が乾くのに少し時間がかかることなどがやや面倒です。しかし、物作りが好きな私にとっては簡単なことです。一度に組み立てるのではなく、数日間に分けて計画的に作った方が良いような気がします。
一番上段の引出しを組み立て ネジを電気ドリルで回す
1段目の引出し2個を組立終わると、2段目から5段目の引出し4個を組み立てました。横に長い引出しのため、底を強化するための横板を2個取り付けます。この横板がないと、長い間の使用で傷んで底が抜けてしまいます。実際、壊れたタンスには横板がありませんでした。横板が無いため底が抜けて引出しが動かなくなりました。組み立てにはネジに加えて接着剤を使用します。その接着剤が乾くまでの間、筐体に仕切りを付けるなどの加工をしました。
2段目から5段目の引出しを組み立て 補強用の横板を底に2個取り付け
ところで、引出しを組み立てていて、電動ドリルのありがたさが身に染みました。ネジを一つ一つ手回しのドライバで回して組み立てると、手が疲れる上に時間がかかり日が暮れてしまいます。ただ、電動ドライバはねじ込む力が強いので、ネジが深くねじ込まれて板にヒビが入った箇所がありました。このため、あまりねじ込まない直前でスイッチを切る必要があります。
引出しが乾く間、筐体の仕切りなどを加工
次に引出しの接着剤が乾いたころを見計らって取っ手を付けました。そして、引出しの側板の底2箇所に、引出しをスムーズに動かすためのコロを取り付けました。取っ手を6個、コロを12個取り付けました。これで、引出しを筐体に仮組みすることができます。
引出しに取っ手を取り付け 引出し側板の底にコロを取り付け
筐体仕切りの接着剤が乾いたころを見計らって、引出しを仮組みしました。仮組みして、歪みがないかどうか,たわみがないかどうか,隙間がないかどうかなどをチェックします。次回、筐体の上に天板を取り付けて裏板を固定すれば、このタンスはようやく完成となります。
加工を終えた筐体に引出し全部を仮組み、やっとタンスらしく
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通信販売で購入のタンスを組み立て(3/4)
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