羊の毛刈りから約半年、ようやく羊毛の手紡ぎ布が完成しました。仕事や野良仕事などの合間をみてはのんびりと制作しました。紡ぎ,染色,そして織りなどの専門家ではない私でも、経糸も横糸もすべて自分で紡いだ布が完成しました。山口県産(田布施農工高校)の羊毛100%です。完成までの道のりは、下のそれぞれの作業工程をクリックしていただけたら分かるとと思います。
羊の毛刈り、原毛洗浄1、原毛洗浄2、カーディング、足踏み紡ぎ1、足踏み紡ぎ2、かせくり、
染色1、染色2、染色3、染色4、染色5、玉巻き、経糸径テスト、整経、経糸染色1、経糸染色2、
筬・綜絖通し1、筬・綜絖通し2、筬・綜絖通し3、筬・綜絖通し4、横糸追加1、横糸追加2、
デザイン、織り1、織り2、織り3、フリンジ加工、完成
ようやく完成した羊毛手紡ぎ布
前回フリンジ加工しましたが、私はフリンジについてあまり知りませんでした。そのため、ほとんどはKさんにやっていただきました。ありがとうございました。また、織機をお借りしたSさんもありがとうございました。今回は、手作り布をぶら下げる支柱を短く切ったり、その支柱に糸を付ける作業をしました。この糸を使うことによって、掛軸のように布をぶら下げることができます。この糸を支柱に取り付けてようやく、羊の毛刈りから約半年間かかって手紡ぎ布が完成しました。薄い彩雲のような柄にもみえるため、作品名をタペストリー「羊紡染彩」にしようかと思っています。とにかく山口ウール展に出せる作品が完成したので良かったです。
支柱に糸を付ける 掛軸のように吊るす 野外で完成布を鑑賞
↧
羊の原毛,紡ぎ,染色,そして織り 29/29 (完成)
↧