修理中の足踏み紡ぎ機、前回は足踏み部分の木材を切り出しました。今回はその木材を組み立てて、実際に足踏みできるようにしました。足踏みミシンのように足踏みしますが、両足を交互に踏めるようにしたほうが良いのでは、とのアドバイスがありました。そのため、左足用の踏み板を改善しました。そして、左足で踏み上げることができるようにしました。すると、はずみ車がスムーズに回り、回転むらがなくなりました。次回からは、糸が紡げるように糸車を修理しようと思います。
左側は右足用の踏み板、右側は左足用の踏み板
各板のつなぎ目は木工用ポンドで接着しました。ボンドだけでは弱いため、木ネジで強く固定しました。木ネジを使うと、木材がひび割れることがあります。そのため、木ネジを通すための細いガイド用穴をあけておきました。ボンドが乾くまで約半日かかります。そのため、木ネジで固定した後、半日ほど待ちました。
木工用ボンド塗布 木ネジで固定 固定された板
次々に板を組み上げました。最後に足を踏む板に土踏まず用の板を固定して終わりです。半日後、足踏みできるか試してみました。すると、スムーズに足踏みすることができました。とても静かで、はずみ車もちゃんと回りました。はずみ車と糸車に糸を通しました。そして、足踏みすると、はずみ車が回ると共に糸車がくるくる回りました。これで、足踏み部分の修理は完了しました。次は糸車の修理に入ります。
踏み板を支える板を繋ぐ 土踏まず用の板を固定
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修理中、壊れた古い足踏み糸紡ぎ機(5/x)
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