11月の琴石山頂上は寒いかと思っていました。そのため、みなさんに防寒具の用意をお願いしました。ところが、持ってきた防寒具は結局着ることはありませんでした。私は20年位前でしょうか、ボーイスカウト活動をしていました。その時の合言葉の一つに「備えよ常に」がありました。今回は不用品だった防寒具、いつ寒さが襲ってくるかも知れません。その合言葉、今後も忘れないようにしたいと思います。
昼食休憩後、琴石山を下山する前に頂上で
昼食休憩後、頂上の周りを歩き回りました。そして、東西南北の景色を楽しみました。琴石山に何度も登りましたが、いつ来ても頂上から見下ろす下界は絶景です。私がお気に入りの下界は柳井港や伊保荘方面です。親戚が関わっていた旧オートレース場や婆様の生まれ故郷の伊保荘に、私は幼児の頃に何度も行きました。眼下に見える発電所は、私が幼児の頃には大海原でした。旧オートレース場から見た伊保荘方面に広がる海原や海岸を思い出します。
頂上からの周防大島方面 頂上からの伊保荘、柳井港方面
さて、琴石山からアドベンチャーコースを下りました。頂上直下の急な下り坂を降りました。乾いて小石混じりの下り坂は注意が必要です。油断すると滑ってしまいます。また、階段の段差もけっこうあるため、膝を痛めそうになります。若いころ、北アルプスか南アルプスか忘れましたが、膝を痛めて下山が苦しかったことを思い出しました。下山後に病院で診察してもらうと急性関節炎との診断でした。その診断以降、一週間位松葉づえの生活となりました。
急な下り坂 奥の院の琴石 愛宕神社跡の石垣
急な下り坂を30分位下ると、道から少し外れた場所にある奥の院に行きました。琴石山の由来になった不思議な巨岩とのこと。まるで石灰岩のような白い石で、風化で細かな横筋があります。その琴石の裏側を見ると、さらに大きな琴石の巨岩が控えていました。奥の院を出て、しばらく下ると愛宕神社跡に着きました。建物は無く、風雨を遮る石垣だけが残っています。近くにある椅子やちょっとした段差に座って小休止しました。
史跡巡りしながら歩いた琴石山登山コース
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柳井市 琴石山登山コースに沿う史跡巡り(3/4)
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