今年度の少年少女発明クラブは、コロナのため半年ほどの活動しかできませんでした。そのため、毎年4~8月の発明工夫工作はできませんでした。さらに、希望する子供達だけが工作するチャレンジコンテスト工作もできませんでした。そのため、今年は巣箱作り(木工)が最初の工作となりました。そして、今回のプラモデル工作に続きました。プラモデルと言っても、大人でも苦労するような組み立てをします。3コマ(2時間/1コマ)かけましたが完成したのは数人の子供でした。完成に至らない子供もいましたが、細かなネジ、はめ込み、ギヤ、電線接続などと、難度が高い工作に全員が果敢にチャレンジしていました。
工作も終盤にさしかかり、もう少し頑張れば完成
今回工作したプラモデルは、小学高学年か中学生向けだったかも知れません。そのため、完成に近づけたのは5年生や6年生でした。やはり4年生以下の子供には難しかったかも知れず、完成した子供いなかったように思いました。易しい,難しいの二つのモデルに分けた方が良かったかも知れません。
モーターに電線取り付け ギヤBox組み立て 筐体の組み立て
その他、気が付いたのは工作するためのマニュアルを読む力です。今回のようなやや難しいプラモデルには、それなりの分量のマニュアルが付いています。そのため、マニュアルに書いてある文書を理解できるいわば国語能力も問われたように思います。
今回の工作で完成に至らなかった子供も、指先の細かな動作,マニュアルをじっくり読んで理解,焦らず物事に取り組むなどの力の訓練になったのではないかと思います。
熱心に工作に取り組む子供達 完成して動作確認中の子供
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今年最後の工作指導、少年少女発明クラブ
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