去年の今頃、ナスの種まきをして育苗を開始しました。そして、育苗した苗を皆さんにお配りしました。好評のようでしたので、今年はナスに加えてピーマンを育苗しようと思います。ナスを育苗し始めたきっかけは、郷土館で花ナスの苗を配った時のことです。ナスの苗だと思ってもらいに来た方が、花ナスだと聞いてがっかりされたことです。花ナスは観賞用のナスで食べることはできません。食べるナスの苗を欲しがる方が多いことに初めて気が付きました。去年育苗したナスの苗は、我家用を除いてすべてもらわれていきました。
3 x 4の小さな苗箱に、丁寧にピンセットで播種
ナスの品種は、去年と同じ普通の千両ナスです。ピーマンの品種は実が大きなタイプです。両方ともに柳井園芸で購入した種です。ともに3 x 4の苗箱に種をまきました。ピンセットで種を摘まんで、一つの箱に二個種まきをしました。つまり、ナスとピーマン共に、3 x 4 x 2 =24個の芽が出ます。ナスは去年もらわれた実績がありますが、ピーマンはどの程度もらわれるでしょうか。今年の実績で来年の育苗数を増減しようと思います。
種をまく穴を開ける ピンセットで種を摘まむ 苗箱に播種(2個/箱)
3月はまだ寒いため、日差しが当たる場所に置いた育苗用室内小型温室で育てます。発芽後3月下旬まで室内で育て、4月上旬に大きなポットに移植します。その後さらに大きく育てて、4月下旬頃から皆さんに差し上げようと思います。すでに、数人の方が苗を欲しいとのこと。苗作りは面倒な作業ですが、皆さんに喜んでもらえれば嬉しい限りです。
慎重に種まき作業 育苗用の室内小型温室