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Channel: 東京里山農業日誌
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風呂たきの思い出。たき火しながら

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 私は、高校までこの山口県で暮らしていました。当時暖房と言えるのは火鉢と風呂たきでした。小学4年生の秋に突然父親に呼ばれ、その日からお風呂(五右衛門風呂)当番になりました。事前に山に行って枯れ木を拾い、その枯れ木を燃やして毎日お風呂沸かしました。冬は、沸かす火を暖房の代わりにして体を温めていました。

                 伐採した木を燃やすため、毎日のようにたき火


 その風呂たき、雨の日は山に枯れ木を拾いに行けません。そこで、晴れた日に枯れ木を余分に拾ってきます。その余分な枯れ木をノコギリで切っては斧で割って、雨の日に備えて蓄えておきました。どのくらい薪を用意しておけば足りるか、どこに行けば枯れ木が落ちているか、この木は燃えやすいかなど、子供なりに知らず知らずに風呂たき管理をしていました。そして、お風呂をたきつつ、燃える火の明かりで勉強したこともありました。
 ところで今、毎日のようにたき火をしています。大量に伐採した木を燃やすためです。燃やしていると子供の頃の風呂たきを時々思い出します。
 たき火をするために使っている道具は下左の写真の下から順番に、防護メガネ,けん付き鉈,ノコギリ,電動のこぎり,火吹き竹。そして火勢をコントロールするための道具として、下右の写真の右から順番に、スコップ,鉄棒,ジョロです。

     たき火をするための道具           火勢をコントロールするための道具
 

 防護メガネは、燃やすための木を折ったり切る時に飛び散る破片から目を守るためです。これら道具の中で、けん付き鉈を一番使います。けんとは鉈刃先端に付いた突起です。これがあると枝などをたぐり寄せやすく重宝します。電動ノコギリは最近購入したもので、力を入れずに簡単に木を切ることができるので重宝します。ただし、電池切れが早いのが難点です。火勢をコントロールするための道具のうち、スコップは周りの土を火にかけて鎮火させる時などに使います。
 ところで山口県に帰ってからこれまで、ずっと暖房なしで頑張ってきたのですが、耐え切れず石油ファンヒーターを買ってしまいました。やぐらコタツがあるのですが、本を読んだりノートパソコンを使う時だけしか使えません。デスクトップパソコンを使うときや、ラジオ修理をする時は寒さに震えていました。これからは寒さに震えることはなさそうです。

    時間設定中の石油ファンヒーター        大きめの石油タンク約7リットル
 

 ちょっと価格が高めの1万5千円の石油ファンヒーターです。価格が高い理由の一つは、石油タンクの容量が大きいことです。普通5リットルですが、この石油ファンヒーターは7リットルです。二つ目は、火力出力が大きいためです。これで、寒い夜でもラジオを修理したり工作できそうです。田舎に帰ってから、この石油ファンヒーター購入のように毎日を快適に過ごすための出費が少なくありません。今後、なるべく節約するように生活したいものです。

             購入した石油ファンヒーター、これで寒い冬も快適かな?


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