9月に入ってからずっと、仕事や野良仕事などの合間に毛糸布を織り続けてきました。ようやく織りの終わりが見えてきました。経糸はまだまだ余裕はあるのですが、去年織った毛糸布よりも長く80cm位になりました。それに、経糸の状態がますます悪くなり、これ以上織ることか困難になってきたこともあります。さらに、今月から来月にかけて国木田独歩関連で学校に講義に行ったり、独歩に関わる史跡を巡って解説するなどの企画が目白押しです。そのため、織りはここで切り上げることにしました。
経糸にまだ余裕があるものの、ここで織りを終了
いろいろな行事でここ数日間心身共に疲れているのか、織りが雑になってきたように思います。丁寧に織ることができなくなってきたのです。経糸の撚りが解けたり、綜絖穴に経糸が詰まったり、はたまた横糸が切れたりなど散々です。これまで、それらを修復をしながらの織りの連続でした。目標の80cm位の長さに織ったので、これで良しとしました。
撚りが解けた経糸 綜絖穴に詰まった経糸 切れてしまった横糸
出来上がった毛糸布を伸ばしてみると、ミスがたくさん見つかりました。中央部の亀甲模様の大きさがみな違うのです。また、鋭角の部分が尖っていない箇所もあります。また、直線部がたわんでいる箇所もありました。今年は試作品だと思うことにしました。
来年は、第一に経糸も横糸も太さが均一な双子を紡ごうと思います。太さがまちまちだと、どうしても模様がゆがむのです。荒さも目立ちます。第二に、毛糸の色を変える位置を明確にすることです。模様の図面又は設計図を書いておく必要があると思います。
今回織った毛糸布は、織機から切り離してフリンジ加工します。やっと終わりが見えてきました。
長さ80cmに達した毛糸布 織り間違えたため、織り直す
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ようやく織りあがった毛糸布、しかしながら
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