どこの山を見ても、また公園を歩いてもモミジの紅葉が見事です。我家のモミジも、少ないながら見事な紅葉に染まりました。日が当たると、そのきらめきに目が止まります。秋が終わる直前の一瞬の華やかさです。数枚の葉を手に取って、押し花にしようと思います。今後は、次々に落葉して樹の下に積もっていきます。その落葉の上を歩くと、カサカサと心地良い音が聞こえます。
日差しが当たると、いっそう輝くモミジの紅葉
気温が低くなると、モミジの葉でアントシアニンが作られて赤く染まるそうです。さらに、葉の根元が分離しやすく変化するそうです。落葉は一種の葉の老化だそうです。老化する過程で、樹木の老廃物を葉に蓄積するそうです。葉が散ることによって、その老廃物が捨てられるとのこと。その老廃物である落葉を微生物が食べて分解し、再び樹木の栄養になるそうです。つまり、葉を通して栄養が循環しているのですね。
綺麗に染まったモミジの葉 日が照りいっそう見事に
モミジのように落葉する樹木と、シイのように落葉しない樹木があります。一般的に寒い地域には前者が多く生えるようです。そのため、熱帯では落葉する樹木はほとんどないようです。日本は温帯性気候のため落葉樹と常緑樹が混在しています。そして、春,夏,秋,そして冬の四季が明確に繰り返えされます。夏は川や海で泳ぐことができ、冬はスキーを楽しむことができます。いろいろな季節が巡って来る日本は恵まれていると思います。
来週には落葉して枝だけになる紅葉
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我家のモミジも綺麗に紅葉
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