草木染めに使っているヘナはとても寒さに弱い植物です。野外で育てていたヘナは、11月の寒さでもう枯れてしまいました。夏に植木鉢に移植したヘナは、一時的に暖かい軒下に避難していました。しかし、12月になるとさらに寒くなり霜が降りてきます。このままでは枯死してしまいまし。そのため、日当たりの良い場所に置いた温室に避難しました。年を越してさらに寒くなれば、ヒーターを取り付けて暖かく保温しようと思います。
日当たりの良い温室に避難したヘナ
ヘナは元々髪染めに使うそうです。また、肌染めにも使われているようです。私は紡いだ羊毛の染色に使っていますが、自然に脱色するのではないかと少し心配しています。そもそもヘナを布の染色に使っている話を聞いたことがありません。どの位の日数が経てば脱色するのか、紫外線が強い野外でも脱色するのか全く分かりません。今後、ヘナで染色した毛糸の脱色具合を観察しようと思います。
寒さで枯れてしまったヘナの樹 暖かい軒下に退避中のヘナ
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草木染めに使うヘナの越冬作業
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