鳴門神社を出ると、その隣にある石上神社に行きました。面白いのは、近くに石神漁港と呼ばれる漁港があることです。もしかして、元々は神社名のように「石上」だったのが、「石神」に変わったのかも知れません。似たような例で、田布施町の大波野は江戸時代初期までは奥波野と呼ばれていたそうです。波野の奥にあるので奥波野だったのが、大波野村として独立した時にでも良い漢字を当てはめたようです。「石上」よりも「石神」の方が神聖で良いイメージですので。そのような例は時々目にします。
大畠の旧道にて、民家の壁と一体化しているお地蔵様
続いて、お地蔵様2を探しなから旧道を歩いていると小さなお店がありました。そのお店で、大畠でしか飾らない2月の飾物を売っているかどうかお聞きしました。すると、その飾物はこのお店のご主人が昔から作っていることが分かりました。その飾物は棘があるヒイラギの茎に煮干しとある葉っぱを結び付けたものです。鬼をやっつける豆のようなものです。今はそのご主人しか作らないそうです。しかし、残念なことにそのご主人は入院中とのこと。購入することができませんでした。葉っぱの種類を奥様に聞きましたが、炒めるとパチパチと音を立てる葉っぱだとしか分からないとのこと。結局、何の植物の葉が分かりませんでした。
石上神社と鳥居 魚屋さんのお地蔵様 ひなびた昭和のお店
お店を過ぎると、行っても行っても目的のお地蔵様2が見つかりません。仕方なく昭和の趣のある文房具店の奥様にお地蔵様2の場所をお聞きしました。すると、さっきまでいたお店の近くにあるとのこと。引き返しました。すると、なんと民家の壁と一体化するようにお地蔵様2が安置されていました。お地蔵様2を見終わると、旧道から外れて国道188号線に出ました。
道の合流点にあるお地蔵様4 昭和初期の趣がある旧道
国道188号線に出ると魚屋さんがありました。その魚屋さんの傍にお地蔵様3がありました。横断歩道が離れているため、お地蔵様3は国道188号線を挟んで見るだけにしました。そして、旧道に戻ると川の方に向かって歩きました。しばらく歩くと、日積からくる道と合流しました。その合流地点にお地蔵様4がありました。その昔、その合流地点は賑やかだったことを思わせます。古い呉服屋などの建物が残って軒を連ねていました。
柳井市大畠の史跡巡りのため下見したコース
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柳井市大畠周辺の史跡巡り下見ウォーキング(2/x)
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