二体のお地蔵様5,6を見終わると、次のお地蔵様7に向かいました。この時、山の石垣の向こうに何やらお地蔵様が見えました。下見の時には気が付きませんでした。そのため、お地蔵様7を見てからその山の石垣の方に向かいました。石垣の道を登ると、驚いたことにお地蔵様や祠や墓所がたくさん並んでいました。お地蔵様は二十体以上ありました。石垣の上に立つと、室積の街並みや象鼻ヶ岬などを遠望できました。住職の古い墓所もあったため、かつて石垣上にお寺があったに違いありません。
石垣の道を降りながら、象鼻ヶ岬や室積の街並みを遠望
石垣上の安置されたお地蔵様は、数があまりに多く数えることができなくなりました。そのため、このお地蔵様群は数える対象から外しました。それにしても、どうしてこんなにお地蔵様の数が多いのでしょうか。室積に住んでいる方々が信心深いのに加えて、お寺の方々の熱心な布教のたまものではないかと思います。
屋根付きのお地蔵様7 お地蔵様群 お地蔵様や宝塔
山麓の石垣上のお地蔵様群を見終わると、いったん坂道を降りました。別の坂道を登って、千坊山麓を東西を走る道に出ました。その最初の道端に、祠と二体のお地蔵様8,9がありました。祠とお地蔵様8,9の間には光市の名木100選であるセンダンの大木が立っていました。この場所には、千坊山を経由して田布施と繋がる街道があったのではないでしょうか。
センダンの名木横の地蔵様8,9 妙宝寺本堂横の大師堂
お地蔵様8,9やセンダンの名木を見終わると、道を東に向かってと歩きました。しばらく歩くと、妙宝寺の本堂が見えてきました。道を逸れて妙宝寺に向かいました。本堂前に着くと、何組もの家族が墓参りをしていました。
私事です。婆様は足が悪いため、ここ10年位の間私一人で墓参りしています。ところが先日、息子夫婦や孫と一緒に墓参りしました。家族みんなと一緒に墓参りできることは嬉しいものです。妙宝寺を出ると、元来た道に戻り東ノ庄に向かいました。
光市 室積の西ノ庄,東ノ庄史跡巡りウォーキングのコース
↧
光市 室積 西ノ庄~東ノ庄 史跡巡りウォーキング(3/x)
↧