毎年のように綿を栽培しています。以前は和綿も栽培していましたが、今は洋綿(バルバゼンセ)を主に栽培しています。他に緑綿をわずかばかり栽培しています。去年までは茶綿も栽培していました。
さて、先日の台風で少しばかり綿が倒れていました。倒れた綿を起こそうと近づくと、丸い実が割れて綿が出ていました。いつの間にか綿の収穫時期になっていました。今後も台風や長雨の恐れがあるため早急に収穫しました。和綿は雨に比較的強いのですが、洋綿は雨に弱いです。雨に濡れるとすぐにカビが生えてしまうのです。
収穫中の洋綿(バルバゼンセ)、今後もしばらくは収穫期
綿の花は根元から上に向かって咲いていきます。そのため、綿もその順に収穫できます。そのような咲き方を栄養成長と呼ぶようです。米や麦などは一斉に花が咲いて、一斉に実って、一斉に枯れます。綿は霜が降りて枯れるまで、いつまでも花が咲き続けます。そのため、熱帯のように寒さがない場所ではいつまでも綿が収穫できるのではないかと思います。しかし、綿の生産地では枯葉剤をかけて一斉に枯らして綿を収穫しているようです。産業的にはその方が収益が上がるのです。
ふわふわした良い綿 廃棄した傷んだ綿 がくはアートフラワーに
今年は、去年ほどたくさん綿を収穫しません。仕事,ボランティア,工作,わら細工,畑作など,そして羊毛を紡ぐのに忙しくて、綿を紡ぐ時間がなかなか取れないのです。時間があれば、スピンドルやチャルカを使ってじっくりと細い糸を紡いでみたいものです。あれもしたいこれもしたいで、結局どれもできないままになっているような気がしています。
倒れた綿を引き起こす 今回収穫した洋綿(バルバゼンセ)
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ようやく綿を収穫するシーズンに入る
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