銭壺山からの瀬戸内海の眺めは絶景です。右手に周防大島が、真ん中には前島が、左手には倉橋島が、そして、はるか向こうには四国が見えます。ところで、銭壺山に登る時、2時間位かけて汗を流しながら登りました。なのに、車でスイスイと銭壺山に登る人がいます。何だかなあと思います。
以前、茨城県の筑波山に登ったことがあります。頂上にケーブルカーやロープウェイで楽々に登ることができます。ハイヒールを履いて登ることもできるのです。私は今回の銭壺山のように下から汗水たらしながら登りました。同じように何だかなあと思います。元々は厳しい修験者の山だったのに、山が泣いているように思えました。
JR神代駅近くの神東小学校傍のお地蔵様
さて、お昼休憩が終わると下山することにしました。その直前、頂上近くにある日積方面に降りる山道を確認しました。その降り口は、鎌で刈らないと通れないほど荒れていました。去年、日積側から銭壺山に登ることができないか鳩子の滝まで行きました。ところが、道が荒れているため途中で止めました。この冬になんとか日積から銭壺山に登ってみたいと思っています。
正面に前縞を望む 前島と周防大島 小さく見える大島大橋
日積への降り口を確認すると、JR神代駅に向かって道を下りました。登りと比べてスイスイと歩くことができました。ふれあいパークの少し前で、小学校の先生が登ってきているのに気が付きました。お聞きすると子供達のための競技を設定をしているとのことでした。子供達は銭壺山周辺の自然を体験しながら競技するのでしょう。今の時代はいろいろな競技があるようです。私が子供の頃、野外教育は日帰りの臨海学校だけでした。それも、いつも泳いでいる海での野外学習はそれほど楽しくありませんでした。
眼下にふれあいパークなどの施設 神東小学校の下校に遭遇
ふれあいパーク、黄八幡神社を過ぎてしばらく下ってると、コスモスが道に沿って植えられていました。本番ウォーキング時には満開ではないかと思います。途中、道を分かれてJR神代駅に向かいました。途中、岩が御神体と思われる祠と鳥居がありました。そして、近くに神東小学校がありました。その校舎の近くに屋根付きのお地蔵様が安置されていました。そのお地蔵様を見ていると、生徒を引率して先生が見えました。下校時刻だったようです。その後しばらく歩いて、JR神代駅に着きました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。
銭壺山に至る史跡巡りウォーキングの下見コース
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銭壺山周辺の史跡巡りウォーキングの下見(3/3)
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