先日、発明クラブで巣箱作りの2回目がありました。1回目で巣箱を完成できなかった子は今回で完成させました。
工作する子供達を見ているといろいろな個性があることに気が付きます。とにかく皆よりも早く作りたい子、遅くても丁寧に作りたい子、木の切り方がとても綺麗な子、手伝われることを嫌がり自分だけで作りたい子、釘の打ち方が上手な子、間違えてもすぐに修正できる子、遅れている子を手伝う子、友達どうしで見せ合いながら作る子・・・・金子みすゞの詩「みんな違って、みんないい。」を実感します。子供達が将来どんな大人になるか楽しみです。
完成した巣箱を手に持ってお披露目
前回来れなかった子が二人いました。その2人は低学年生と高学年生でした。この二人を見ていて面白いことに気が付きました。高学年生は簡単なデザインの巣箱を選び、低学年生は作ることが難しいデザインの巣箱を選びました。二人にその理由を聞いてみました。すると、高学年生は簡単なデザインを選ばないと今回だけでは完成しないからとのこと。低学年生は、このデザインかっこいいからとのこと。
高学年生は自分で作ることができる時間を計算できていたようです。一方で低学年生はその計算ができなかったようで、指導員が手伝わざるを得ませんでした。たかだか数年の違いですが、子供は日々成長しているのですね。
線引きから始める子 屋根を打ち付ける子 指導員に教わる子
今月製作した巣箱ですが、子供達にその掛け方を教えておきました。数年前のことです。巣箱をどのように掛けたか聞いたことがあります。すると、巣作りを見たい思いで、玄関,門,軒下など目にふれる場所に置く子が少なくありませんでした。そのような場所では親鳥が警戒して巣にしません。静かな林の中で、手が届かないような高さの樹の幹が良いです。しかし、巣箱を掛けたことがない親が多いので難しいようです。ざっとみて、10人に1人ぐらいから、巣作りしたとの報告が後から入ります。今回は何羽巣作りするでしょうか。
指導員に教わり巣箱に釘を打つ こちらも指導員に教わり巣箱作り
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田布施町少年少女発明クラブ 全員巣箱を完成
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