11月1日から開催していた「元宰相 岸信介の生涯」展を終わりました。その片付けをしました。ただ、コロナ惨禍の影響でしょうか、それほど盛況ではありませんでした。また、見学に来られた方々は町外の方の方が多かったことが特徴でしょうか。
最近、郷土館に来られる方が町内よりも町外の方が比率が多くなってきたように思います。特に町内の方が減りました。元宰相岸・佐藤の同級や子供の世代が少なくなってきたことが原因の一つだと思います。そして、親子で行く図書館と比べて郷土館に行く動機が少ないこともあると思います。
町や県や国の歴史に興味を持ったり、政治を志したり、政治の歴史を学んだり、町の功績者を知ったり、昔使われた古い道具を知るなど・・郷土館は、知性をより磨く場所ではないかと思います。
片付けがだいぶ終わった「元宰相 岸信介の生涯」展
ここ10年位、少しずつ来館者が減ってきています。そこで、数年前から来館を待つのではなく、地域に出て歴史講話をする移動郷土館又は出前講座を始めました。出先は、各公民館,地域の公会堂,老人施設,学校などです。より田布施町を知っていただくために、町の議事堂で議員さん達や新任の先生にお話をしたこともあります。
これからの郷土館や資料館は、来館を待っているだけでは確実に来館者が減っていきます。今後は、より地域密着出張型の郷土館になる必要があると考えます。
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田布施町郷土館 「元宰相 岸信介の生涯」展を終了、片付け
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