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Channel: 東京里山農業日誌
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本格的な冬になる前にサトウキビの冬越し加工

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 早朝、ふとんから這い出ることが辛い季節です。今回は、葉が少し枯れたサトウキビの越冬作業をしました。沖縄などの暖かい地域ではサトウキビは路地でも越冬します。しかし、この山口県ではサトウキビは路地で越冬できません。土を株元に山のように盛り上げておいても、越冬できるのは1/4位です。
 我家では毎年の事ですが、室内にサトウキビを退避させて越冬させています。その方法は、サトウキビの茎を30cm位の長さに切断します。そして、切断した茎を箱にいれてコタツがある比較的暖かい部屋に置いて越冬させるのです。今回はサトウキビの茎を畑から切り出して30cm位の長さで切断し箱の中に保存する作業をしました。

       サトウキビ畑から茎を切り出して、30cm間隔で茎を切断


 茎を30cm間隔で切断しますが、必ず節を2~3個入れます。節が一つだけだと越冬中に腐ります。越冬率を上げる工夫として
 ①温度管理  10度C以下に下げず、20度C以上に上げない。
 ②湿度管理   茎から発湿するので乾かないように保湿
 ③光管理   時々太陽の光に当てて日光浴
だと思います。これらが守られないと3月~4月になって茎が茶色に変色します。これは枯れるか腐る兆候です。こうなると、春になって畑に植えても発芽しません。

   切り出した茎     茎を30cm間隔で切断     箱に詰めた茎
  


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