わら細工民具ほぼろ(わら籠)の製作講習会をするのですが、その準備に追われました。一番気を使ったのは、当日の天候に合わせて会場を変えることと寒さ対策です。雨,曇り,風の場合は室内で講習します。しかし、部屋はやや狭い上にコロナ対策として窓を開けなければなりません。一方快晴の場合は、日当たりが良い麦畑を会場にします。どちらにしても、簡易かまどでお湯を沸かしたり暖をとれるようにしようと思います。
すぐに講習に入れるように、あらかじめわらを叩いて柔らかくしておくなどの準備をしました。また、一人一人に配れるようにわらを束ねておきました。さらに、わらを編むための駒には麻紐を事前に巻いておきました。歴史,藍染め,工作,裁縫などの講習をしていますが、講習そのものよりもその準備に時間がかかります。集まる10人位の方々に講習会を楽しんでいただけたら幸いです。今回、Sさんにお手伝いをしていただき助かっています。ありがとうございます。
人数分用意したほぼろを編むための馬と駒
今回の講習会の準備、数日前から少しずつ始めました。わらを選んで加工してすぐに編めるようにしたり、駒を扱いやすいようにセットしておくなどです。そして、一番困ったのは寒さ対策です。天気が悪ければ室内で開催します。しかし、コロナ過で窓を開けざるを得ず室内と言えども寒いです。一方、天気が良ければ麦畑傍の日当たりが良い場所にします。とにかく、どんな天気でも対処できるようにプランしました。前日すべての用具を会場である高塔公会堂に移動しておきました。明日8:00頃の天候を判断して会場を決めます。それがほぼろの製作講習会のスタートです。
わらを柔らかく加工 駒に麻紐を巻く サンプルのほぼろ
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わら細工ほぼろ(わら籠)の製作講習会の準備
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