岡の上公園で昼食休憩をしていると、だんだん雲行きが怪しくなって寒くなりました。そこで早々に出発することにしました。そして、公園傍にある光台寺に行きました。柳井幼稚園を併設しているため、いつもは園児達で賑やかです。しかし、今回は休日のため静かでした。
このお寺は別名ワンワン寺と言います。その理由はお寺の楼門の下で手を叩くと、犬の鳴き声のような音が出るとのこと。その理由をみんなで確かめてみました。私も叩いてみましたが、反響音はしますが犬の鳴き声には程遠いようです。オンオンのようにも聞こえます。その音が、人によっては鳴き声に聞こえるのでしょう。
街並み資料館内に設置された、変わった形のお鈴金魚
高台寺は楼門はとても立派ですが、本堂がどこにあるのかよく分かりません。楼門から見えた建物が本堂かも知れません。
続いて、丘をおりて長岡外史石碑に行きました。生誕を記念していますが、実は生誕地は下松とも言われています。第二奇兵隊参謀小方謙九郎(上関の四階楼を建築)の婚外子とのこと。母親が身ごもっている頃に下松から柳井に引っ越したため生誕地がはっきりしないようです。スキーや飛行機の導入などで名をはせた人物です。
光台寺の楼門 光台寺からの景色 旅館兼銭湯跡
続いて、山崎ミシン商会に行きました。このお店は柳井周辺でミシンを唯一修理できる個人商店です。まさに昭和のお店です。このお店で、足踏みミシンに使う丸皮ベルトを購入しました。店主は高齢で足が悪くて歩けません。それでも、不自由な足でベルトを売っていただきました。続いて、街並み資料館に行きました。
長岡外史跡生誕記念碑 明治40年建築街並み資料館
街並み資料前には國木田独歩の銅像(上半身)が置いてありました。扉を開けて中に入ると、数人の方々が説明を受けてていました。1階の突き当りにお鈴金魚がありました。上からお金を入れると鈴が鳴って、お金は下に落ちます。良い音が出ると幸運があるとのことで、みんなお金を入れていました。私も入れてみました。下に落ちたお金は回収できます。次に二階に行って故松島詩子の遺品を見学しました。
街並み資料館を出ると、今回の史跡巡りは終わりです。参加された方々お疲れ様でした。
柳井市街に残る昭和の建物史跡をウォーキングしたコース
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柳井市の昭和の建物を訪ねるウォーキング(4/4)
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