親鸞聖人像からいったん石亀大師堂に戻りました。そして、さらに道を戻ってから山道に入りました。山道にはあちこちにタケノコが生えていました。まだ、1m以内の高さしか伸びていないため早急に倒せば道の邪魔にならないと思います。所々に生えるタケノコを横目に見ながらどんどん山道を下りました。少しばかりすると、下に浄国寺本堂の大屋根が見えてきました。
毘沙門堂や講神社を見た後、木漏れ日道をのんびり歩く
浄国寺の方に本堂の仏様を拝ませていただくことを、下見時にご了解いただいていました。しかし、浄国寺に到着時に運悪く法事と重なってしまいました。そのため、本堂で仏様を拝むことができませんでした。機会があれば再訪できたらと思います。
浄国寺の鐘撞堂横に建てられた、郷校縮住舎跡について私の方から皆さんに解説しました。この郷校は幕末時の大島口の戦いをした第二奇兵隊と関りがあります。この郷校に通っていた方々は、戊辰戦争で日本各地を転戦したのではないしょうか。
浄国寺の本堂屋根 浄国寺の鐘撞堂 林に囲まれた毘沙門堂
浄国寺を出ると、急にカエルの声が大きく聞こえました。昨日の雨で池の水が増してカエル達が元気になったのでしょう。私はカエルの合唱を聞くと、なんとなしに心が落ち着きます。しかし、最近の子供には騒音なのだそうです。自然の声に耳を傾ける余裕がないのでしょう。残念なことです。
毘沙門堂前のお地蔵様達 講神社の鳥居と祠
浄国寺を出ると、田布施~岩田間を結ぶ県道を横切りました。そして、林の中に鎮座する毘沙門堂に向かいました。田布施町の三宅地区にも毘沙門堂があり、夏には小さいながら火祭りが行わています。
今回訪れた岩田の毘沙門堂前にはお地蔵様がたくさん安置されており綺麗に管理されていました。そのため、今でもお接待が行われているのではないかと思います。さて、毘沙門堂の近くにある講神社の鳥居と祠を訪れると、木陰の山道をのんびり歩きました。
光市岩田~三輪周辺の神社仏閣等史跡巡りウォーキングのコース
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光市岩田~三輪周辺の神社仏閣等史跡巡りウォーキング(2/x)
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