今回の試作2は少し大きなポシェットになるため蓋が必要と思っていました。ポシェット本体がやっとできたため蓋を作ることにしました。ちなみに試作1は蓋はありません。
どんな蓋を作ろうか思案した結果、ポシェットの底の形に合わせて楕円形にすることにしました。その楕円形を竹を曲げて作ることにしました。そして、樹の皮を被せることにしました。そこで、裏山に生える縞竹と呼ばれる黄色のとても細い品種の竹を何本か伐採しました。
底の形に合わせて、楕円形にする蓋(縞竹)
縞竹は直径が1cm位の細い竹です。その竹のさらに細いものを選んで伐採しました。そして、ゆるりと曲げました。強く曲げると折れるため、バーナーであぶりながらゆっくりと曲げていきました。そして、目的の蓋の形になると紐で結んで固定しました。数日そのままにすると、蓋の形に曲がりが固定します。なお、最初笹や竹を使おうと思いました。しかし、少し曲げるだけで折れるので止めました。
細い物だけを選んで伐採した縞竹 バーナーであぶりながら曲げる
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わら細工民具 ほぼろ版ポシェット2を試作(4/x)
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