今回は、前回藍染めした布をハンカチにしました。染めた布はそのままでは少しずつほつれてきます。そのほつれを無くし末永く使えるように額縁状に縁を裁縫しました。ところが、小学生にはやや難しかったようです。
裁縫する家族が家庭にいる子供は、裁縫を手伝うか見慣れているようです。そのためなのか、今回二人が完成しました。残りの児童は次回全員完成する予定です。裁縫や料理を手伝わせたり見せたりする家庭環境は、子供に良い影響を与えているように思います。
藍染めした布を、手回しミシンで額縁縫いしてハンカチに
いつものように挨拶をして放課後学習を始めました。最初、しわしわの藍染め布をアイロンで伸ばしてもらいました。現在アイロンを使う家庭が減っているので、使う前に布とアイロンの温度について説明しました。今回はしわを伸ばすだけなのでアイロンの温度を弱温にしました。なお、藍染めした布を忘れた子には同じ大きさの白い布を渡しました。
アイロンでしわ伸ばし 布の縁を三段に折る 縁にアイロンをかける
子供達に難しかったのは、布の縁を折り曲げてアイロンで折りを固定することです。難しかった理由は藍染めした布が柔らかかったことです。そのため、布の縁を折り曲げるのにてこずりました。特に四つ角の折りにはてこずったようです。でも二人だけはミシンで縁を縫ってハンカチを完成しました。
次回は全員完成予定です。今回、私も教えるのに少し苦労しました。
布の縁が額縁になるよう折り曲げ ミシンで縁を縫えば完成です
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今秋初めての小学校 放課後学習「成器塾」 藍染め体験(2/3)
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