寒さでサトウモロコシが茶色になり始めました。瀬戸内海地域ではこのサトウモロコシをサトウキビと呼んでいたようです。本物のサトウキビが育つには瀬戸内海は寒いです。
私が子供の頃、甘いお菓子を買ってもらえないためこのサトウモロコシの茎をかじっていました。私の親の世代(上関の古老)に聞き取り調査をしたことがあります。すると、子供の小遣い稼ぎとして夏祭りなどでこのサトウモロコシの茎を売っていたそうです。
天高く伸びるサトウモロコシの茎と穂
子供の頃の私は、かじって甘みを楽しんだことはあります。しかし、飼っていた小鳥の餌にするため、その種を主に栽培していました。小学高学年頃になるとチョコレートや甘いお菓子がだんだん買えるようになりました。そして、サトウモロコシを栽培しなくなりました。
その茎をかじると子供の頃を思い出します。今の小学生にサトウモロコシをかじらせた事があります。しかし、草っぽいと即刻拒否されました。
ノコギリで茎を切断 硬い皮を剥ぎ取る かじってみると甘い
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サトウモロコシを収穫し、その甘さを楽しむ
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