晩秋に種をまいた絹さやインゲンなどの豆、冬にも耐え、先日つるがよく絡まるように支柱を立てました。その豆たちが、花を次々に咲かせ始めました。豆と豆の畝間が歩きやすいように、間隔を十分取って支柱を立てたのですがすっかり狭くなりました。このため、畝間をかき分けるようにして歩かなければなりません。
支柱に絡まりながら伸びた、絹さやインゲンなどの豆
それぞれの豆の花を見ると少しずつ違います。スナップエンドウ豆は真っ白な花を咲かせています。そして、グリーンピースはわずかにクリーム色をした花を咲かせています。そして、花びらがやや違います。スナップエンドウは花びらが両側に開いていますが、グリーンピースはやや後ろに返すように開いています。その違いは、遠くから見たのでは分かりません。
なおスナップエンドウ豆の間に種をまいたレンズ豆は、スナップエンドウ豆に隠れるように小さく育っています。この豆、いったいどんな花が咲くのでしょうか。
スナップエンドウ豆の花びら グリーンヒースの花びら
一方、絹さやエンドウ豆は、とても鮮やかな色をしています。スナップエンドウ豆やグリーンピースは白いのに、絹さやエンドウ豆は何故赤いのでしょうか。たまたま、この品種の絹さやエンドウ豆の花が赤いのでしょうか。しかし、さやを食べる以外に花を楽しめるのはとてもいいことです。ほぼ毎年のように絹さやエンドウ豆を栽培するのは、この花を見たさでもあります。
絹さやエンドウ豆の花、色がとても鮮やかで花も楽しめる
ところで、エンドウ豆の隣りに同じころ種をまいたソラマメ。豆類だからと全く肥料をやらなかったためか、あまり成長しないまま花を咲かせ始めました。ソラマメなどは肥料を効かせすぎると、アブラムシがよく発生します。無肥料だったためかアブラムシは一匹もいませんでした。
ソラマメに限らないのですが、作物に肥料をやるのはとても迷います。肥料をまくと、作物は葉が濃い緑になり大きく成長します。そして収量も上がります。しかしアブラムシなどの害虫が発生しやすくなったり、また軟弱で徒長するために倒れやすくなります。ちょうど良い施肥量にいつも悩みます。
花が咲き始めたソラマメ、豆を炒ったりソラマメご飯にして食べます
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絹さやインゲンなど豆類がいっせいに開花
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