ポシェットの側面が完成したため底と合体させました。何度か編んだ経験が役に立ち比較的容易に合体できました。肩に掛ける紐は、マオランから取り出した繊維を使いました。手で揉むように二重撚りした紐です。紐をポシェットに取り付けると、ポシェットの口をふさぐ紐を取り付けて完成となりました。
今回の製作を通じて、底と側面を別々に製作した方が容易にポシェットを作ることができることが分かりました。そのため、次回のほぼろ製作講習会ではこの方法をお勧めしようと思っています。
底と側面を別々に作ったポシェットが完成
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底から側面を立ち上げて作るポシェットは、側面の隙間がだいぶ空きました。しかし、今回制作した方法では隙間はほとんどありませんでした。そのため、隙間から物がこぼれ落ちる心配はありません。作り方によってこれほど差があるとは思いませんでした。底から側面を立ち上げて作るポシェットは上級者向けです。
隙間が無い今回制作したポシェット 底と側面の接合部
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マオランの繊維を二重撚り紐を取り付けた後、余ったわらを散髪の要領で綺麗に切り取りました。これでポシェットの完成です。
ほぼろの技術を応用したわら細工製品は、これで次の六種になりました。
①ほぼろ
②ポシェット
③買物籠
④ペットボトルケース
⑤猫ちぐら
⑥リュック
今後開催するわら細工ほぼろ講習会では、この六種から選んでもらって製作していただこうか思っています。
ほぼ完成のポシェット 余ったわらをハサミで切り揃える
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底と側面を別々に作るポシェットを試作(2/2)
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