藍の苗がどんどん大きくなっています。こぼれ種から芽生えた藍と、種を遅く蒔いた畑では成長が違います。こぼれ種から芽生えた藍の方が大きく育っています。今回はその藍の苗を先に本畑に植え替えしました。
藍は寒さに強いため田布施では3月に種まきします。しかし、仕事などの都合で4月に種まきしてしまうと、種まきが遅くれた分成長が遅くなり、結果として植え替えも遅くなります。次回は藍の種まきを体験した親子がやってきます。その親子が種まきした藍を植え替え体験してもらおうと思います。
こぼれ種から芽生えた藍を本畑に植え替え
植え替えする畑は先日耕運しました。その耕運した畑に、藍を植え替えるための窪みを平クワで引きました。次にジョロで水をその窪みにかけます。これは植え替えた直後に根が乾燥することを防ぐためです。乾くとすぐに枯れてしまうのです。窪みが湿るといよいよ藍の植え替え開始です。
平クワで窪みを引く 窪みにジョロで水やり 育った藍を掘り起こす
一番大きく育った藍を根ごと掘り起こした後、藍を株ごとに選り分けました。次に、選り分けた藍の株2本を10cm間隔で窪みに置いていきました。
窪み全てに藍の苗を置き終わると、平クワで株元に丁寧に土寄せしました。最後にもう一度根元にジョロで水をかけておきました。ちゃんと生育すれば、7月末と9月中旬の二度葉を収穫することができます。収穫した葉は天日乾燥した後に藍染めに使います。
藍の根元に丁寧に土寄せ 土を寄せた後の藍の苗
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藍染めに備え、藍の苗を植え替え (2/3)
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