2年前に高幡不動尊に初詣に行きましたが、去年は元旦から3日間仕事でしたので初詣に行けませんでした。今年もやはり仕事でしたが、深夜勤務でしたので昼間の短い時間を利用して高幡不動尊に初詣に行ってみました。とても混んでいました。
警察の入場制限の中、高幡不動尊の門をくぐる
確か、元旦に高幡不動尊にお参りしたのは初めてです。これまでは、二日か三日目にお参りしていた。このためか、初詣で警察が入場管理しているのに出会ったのは初めてです。二十年ほど前に鶴岡八幡宮にやはり初詣に行ったことがありました。この時は入場管理はより厳重だったように思いました。
境内は人また人 賽銭箱は二つ用意
賽銭箱はいつもは木の階段を上がったところにありますが、さすが元旦です。二つ用意されていました。私は木の階段を上がった方の賽銭箱に向かいました。賽銭を投げようとして、ふと床を見ると無数のコインが落ちていました。賽銭箱に届かなかったものや、こぼれたコインなのでしょう。
賽銭箱付近から境内を振り返ると、大変な数の人の渦
無事賽銭箱を通過すると、いろいろな出店の間を回りました。去年購入した破魔矢などを回収する納札所がありました。見ていると破魔矢の他にダルマなど思いがけない物が納められていました。出店はほとんどが食品関係です。10年ほど前には骨董品の店もあったのですが、最近は店を出さないようです。
並んだいろいろな出店 破魔矢などを納める納札所
出店の中で毎年必ず出ている竹製品の店に向かいました。昔懐かしい竹製の農具などの他に、箸やしゃもじなどの生活用品も売っている店です。この店で竹製の「孫の手」を買いました。そして通路の途中にあった小さな香炉の煙を体に浴びました。
竹製品を並べた出店 煙を浴びた小さな香炉
境内を過ぎてあちこち歩き、目立つようにそびえ立っている五重塔の下に出ました。ふだんは広い五重塔の下ですが、いろいろな出店が五重塔を囲むように並んだ上に人通りが激しいので狭く感じました。8年位前に介護福祉士の資格を取るための夜学に通っていた学校が主催した、ウォークラリーのスタート地点がこの五重塔でした。
高幡不動尊境内を見下ろすようにそびえ立つ五重塔
五重塔を過ぎると、坂を下りて出店の間を通って新撰組の像の前に出ました。そして、行列になったおみくじ所を見たり、自動車の交通安全祈祷受付所を見たりしながら京王高幡不動駅に向かいました。この駅、以前はひなびた駅でしたが、今は近代的なビルに生まれ変わっています。
行列ができたおみくじ所 交通安全祈祷受付所