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Channel: 東京里山農業日誌
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長沼公園をのんびり散策

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 お正月の長沼公園を歩いてみました。半年ぶりの長沼公園ですが、半年前は春でしたが、この時とは歩くコースを変えてみました。長沼駅方面から山を登るよう歩きました。それも、メインルートを外れた尾根のコースです。

            長沼公園入口、この入口を右に回って尾根を歩く


 この西尾根コースは痩せた尾根のためあまり人が歩かないコースです。春や夏ならばまだしも、冬の今は歩いている人はまれです。秋の落ち葉が、朽ちずにルートに敷き詰められているように残っていました。乾燥していたので、落ち葉の上を歩くとカサカサと音を立てました。

       痩せた尾根道コース         秋の落ち葉が朽ちずに残る
 

 この公園は人の手があまり入らない自然林です。このため、主に広葉樹であるコナラなどのどんぐりなどの木々がたくさん生えています。秋には、このどんぐりを食べるリスをよく見かけます。しかし、冬の今は穴に入っているのか、リスの姿は一匹も見かけませんでした。

             コナラなどの広葉樹が、尾根道にたくさん生えている


 この尾根道コースはあちこちが崩壊しているため安全柵が所々に備え付けてありました。崖と言うほどでもないのですが、転げ落ちるような急斜面が尾根道の左右に切り落ちています。木々の根が張っているこの道を注意しながら歩きました。しばらくすると広い道に出ます。その道を歩き続けると、八王子市内を一望できる休憩所に着きました。

     左右が切り落ちた急斜面の道     八王子市内を一望できる休憩所   
 

 休憩所からは夕日に照らされた八王子市内が一望できました。市内中央には、ひときわ目立つ高層ビルであるオリンパスホールが見えました。そして、その八王子市内の向こうにかすんだ奥多摩の山々を遠望することができました。

            八王子市内の向こうに、かすんだ奥多摩の山々を遠望


 この都立長沼公園は山全体が公園となっています。人工物はほとんどなく、自然がそのまま残ったような山です。山全体が落葉広葉樹でおおわれており、特にどんぐりなどの実がなる木が多く生えています。このためか、リスや狸が生息していますし、いろいな鳥も住んでいます。もちろん貴重な木々や草花も生えています。永く残したい自然です。

            休憩所から、八王子市内や関東北部を広く望む


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