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Channel: 東京里山農業日誌
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ケナフの繊維を取る(3/x)

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 石灰を溶かした水溶液にケナフを一週間ほど浸していました。そのケナフを取り出すと、色が少し白くなっていました。ところで、繊維がバラバラにならないように束の中心部を縛っていました。その縛っていた個所は黒ずんでいました。石灰液が浸み込まなかったのでしょう。
 その後、綺麗に水洗いしましたがケナフの根元近くの部分は黒ずんでいました。茎を収穫する場合は根元から20cm位上から伐採すると良いようです。水で洗った後、天日乾燥するととても綺麗です。その繊維を指で丁寧にほぐすと細い繊維になりました。これだけ細くなると足踏み紡ぎ器で糸にすることができそうです。次回は実際に紡いでみようと思います。

   水洗い後に天日乾燥して繊維を細くほぐす、上半分は試しに藍染め


 石灰液から取り出すと若干黄色みを帯びていました。そのため、乾燥させても黄色なのかと思いきや乾燥しているとだんだん白くなりました。もっと白くしようとすると脱色剤に浸すといいと思いましたが、その必要はありません。思った以上に綺麗な繊維が取れました。カラムシに似た繊維です。

  石灰液から取り出す       黒ずんだ部分     黒ずみ箇所を落とす
  

 黒ずんだ根元付近は揉んでも取れません。そこでヘラを使ってこそげ落とそうと試みました。しかし、強く固着しているためか落ちません。強く擦ると繊維が切れてしまうのです。つまり、根元部分から繊維を採ることは止めた方が良さそうです。もともと背が高いケナフですので20cm位根元を捨てても長い繊維を収穫できますので。
 次に細くほぐした繊維を紡いで糸にしてみようと思います。糸にした後、引っ張り強さ,染色しやすい色,紡ぎやすさ,そして長い糸にができるかなどテストしようと思います。

   生乾きで繊維を細かくほぐす     もう少し繊維を細くできればBest
 


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