私が大好きなマクワウリが実るころです。そう思っていたら、やられました!タヌキ,アライグマ,またはハクビシンです。最近、我家近くでこれらの小動物をよく見かけます。我家の近くに巣を作っているのかも知れません。住むのは構わないのですが、せっかく作っている農作物を荒らさないで欲しいものです。
もうすぐ食べるはずだったマクワウリ 小さなマクワウリもこのとおり
去年は、マクワウリを網袋に入れたり畝全体を網で囲ったのですが、あまり効き目がありませんでした。たくさんのマクワウリが被害にあいました。今年は、田んぼなどの猪避けに使われている電柵を取り入れてみることにしました。さいわい、家庭菜園用の小型電柵セット(2万円台)が売っていましたので即購入しました。
マクワウリの畝を囲むように、電線を張るための杭を打ち込む
購入した電柵セットを家に持ち終えると、マクワウリの畝を囲むように電線を張るための杭を打ち込みました。そして、電線を通すための端子を杭に取り付けました。次に、電線を這わせました。田んぼなどでは、数百メートルもこの電線を張るので大変な作業です。私のはマクワウリを守るためだけですので、電線は短くて済みました。
杭に取り付けた端子に電線を張る 高電圧発生器を畝に設置
電線を張り終わると、高電圧発生器に電源である単一乾電池を8個入れました。続いて、高圧発生器をマクワウリの畝内に設置しました。そして、スイッチを入れました。説明書では6000Vの高電圧が発生するようです。大した高電圧ではありませんが、動物にはショックがあるのでしょう。
私は20歳代の頃、テレビのブラウン管に関わる仕事をしていました。ブラウン管の電子銃には数万ボルトの電圧がかかります。ブラウン管の後ろに手を回して偏向ヨークの試験をしている時、パチンと手に放電して体がショックを受けたことが何度かあります。電流が少ないので助かっていますが、それでも放電した指先がゴマ粒ほどの大きさに黒く焦げます。
アース(黒端子)、高電圧部(赤端子) 検電器で高電圧が出ていることを確認
アース棒を地面に打ち込み、そこから出ている電線を高電圧発生器のアース端子に取り付けます。そして、高電圧発生器からの高電圧を流す線を電線に取り付けました。スイッチを入れた後、高電圧が出ていることを確認するため検電器を電線を接触します。すると、光るので高電圧が出ていることが分かります。この電柵、害獣に効果があるでしょうか。
電柵に高電圧を流す、これでマクワウリの食害は防げるでしょうか
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タヌキにマクワウリ食われる、今年は電柵を設置
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