このところ、だいぶ春らしくなってきました。日が照って暖かい日中は、小さな虫が飛んでいます。菜の花にはミツバチやアブなどがたくさん来ていました。冬の間、毎日のように着ていたコートも必要ありません。着たまま農作業すると、すぐに汗ばんできますので。雑草もだいぶ目につくようになりました。
ミツバチやアブなどの昆虫ががたくさん来ている菜の花
庭や畑、いろんな花が咲くようになりました。去年球根を植え付けたクロッカスや苗を植え付けたビオラが満開です。クロッカスによく似ているサフランはもう花が散りましたが、クロッカスは今が花盛りでその紫色の花びらがとても好きです。クロッカスには黄色などのいろいろな色がありますが、私は紫色が一番好きです。
紫色が遠くから目立つクロッカス 花びらの数が増えたビオラ
数年前から宿根草のように庭に植えてある、アイリスや水仙も花が咲くようになりました。アイリスの仲間は5月頃から咲くように思いましたが、我家のアイリスは3月から咲きます。私の好きなラッパスイセンはまだ咲きません。つぼみが複数つき、白色のスイセンが毎年一番最初に咲きます。
綺麗に咲いているアイリス 一番早く咲いた白い水仙
樹木では今、ボケが満開です。薄赤色が遠くからでも目立ちます。この早春、このボケや梅が一番最初に咲きます。梅は花色が白いのですが、ボケはとても鮮やかな色をしています。季節が変わることを象徴する花だと思います。このボケが咲き終ると、レンギョウ,桜,桃,あんず,ハナズオウなどの花が次々に咲き始めます。
鮮やかな薄赤色が遠くからでも目立つボケの花
畑の雑草も花を咲かせています。ふだんは困る雑草ですが、今の季節は小さく気にならない雑草です。ホトケノザは大きくなると困った雑草です。しかし、よくその花を見ると不思議なロート状の花をしています。オオイヌノフグリは、その青い色がとても鮮やかです。その名前とはうらはらに、綺麗な花色です。
ロート状のホトケノザの花 名前とはうらはらに、綺麗なオオイヌノフグリ
春と言えばツクシです。私が子供の頃、ツクシをたくさん取っては食べていました。先っぽと袴を取って炒めていたように思います。ツクシを食べなくなったのはいつ頃のことでしょうか。雑草の中では春に一番元気なのはハコベだと思います。このハコベやナズナは野草料理の定番でした。ボーイスカウトでよく食べていました。ハコベは、かき揚げのようにして食べるととても美味しいです。
東京の我家に住んでいた頃、よくフキノトウを食べていました。しかし、山口県の我家にはフキノトウがないので食べることができません。苗でも買ってきて植えてみようかと思っています。
たくさん生えているツクシ かき揚げが美味しいハコベ