たぶせ少年少女合唱団(Humming Angel)の定期演奏会を観賞してきました。この定期演奏会は第11回目とのことですが、私は今回初めて観賞しました。単に歌うだけかと思っていたら、子供達による新作オペラの発表もありました。オペラと言えば、20年位前に子供を連れて鑑賞したことがあります。約20年ぶりのオペラでしょうか。
定期演奏会のパンフレット 最初、Humming Angelのテーマソング
舞台の幕が開くと、たぶせ少年少女合唱団Humming Angelのテーマソングです。そしてテーマソングが終わると、いよいよ第一部の開幕です。童謡の、ふるさと,富士の山,さくら,童歌,そしてキラキラ星などと続きました。小さな子や大きな子が口をいっぱい開けて一生懸命歌っていました。曲「ずいずいずっころばし」の時は、団員達が舞台から降りて観賞者の方々と一緒になって歌に合わせて遊戯を楽しみました。
テーマソングが終わると、第一部の美しいふるさとの曲
続いて第二部です。なつかしのヒットソングが次々に出てきました。私が学生時代に流行った曲ばかりです。
ところで私は、かつてジャズオーケストラに所属していたことがあります。金管楽器であるトロンボーンを演奏していました。ある定期演奏会の時、幕開けで独唱したことがあります。閉じた幕の後ろに立って待ち、幕が開くと同時に演奏を始めるのです。そのときのドキドキ感をよく覚えています。スポットライトが強く当たって観客がよく見えなかったことや、無事演奏できて引き下がる時の安心感をよく覚えています。緊張のあまり、拍手があったことは覚えていません。
歌に合せて遊戯する合唱団員 歌いながら観客と楽しく遊戯
第二部が終わると少しばかりの休憩です。事前にいただいたチケットで、コーヒーと駄菓子をいただきました。そのコーヒーを飲みながら談笑しました。
第三部は新オペラです。題目は「木の実たちのけんか」です。子供向けの題目なのでしょうか、とても分かりやすいオペラでした。
最初、橘の精たちが桜の下で宴会
オペラの大筋は次の通りです。満開の桜がある山に栗の精が住んでいました。ところが、栗の精に断りなく、橘の精たちがその桜の下で宴会を始めます。栗の精と橘の精の、桜をめぐる争いと仲直りのお話です。
橘の精に抗議する栗の精 橘の精と栗の精の争い
このけんかのせいで桜に異変が・・・・・・そうこうして、お互いのいたらなさに目覚めると言う、分かりやすいストーリーだったように思います。とても教育要素のあるオペラのように思いました。
私は40年近く田布施を離れていたため、このような合唱団が田布施にあるとは思いもしませんでした。私が子供の頃は、各小学校,公民館,秋祭り,田布施座や平生座などに旅回りの劇団が来るだけだったように思います。この演奏会を見て、田布施のような地域にも都会に負けない音楽活動が行われていることをとても嬉しく思いました。
仲直りした、橘の精たちと栗の精たち
演奏会が終わると、私と同じように合唱を聞きに来た方々と談笑しました。そして、この活動を支えている方々にねぎらいの挨拶をしました。そして、今回頑張った子供達に見送られながら西田布施公民館を後にしました。心地よい午後でした。
演奏会終了後、皆さんと談笑 子供や支援者に見送られ退室
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田布施町 すばらしい!たぶせ少年少女合唱団の定期演奏会
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