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Channel: 東京里山農業日誌
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庭のハナズオウ(花蘇芳)と裏山の山ツツジが満開

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 つい先日まで満開だった桜は、もう8割位散ってしまいました。桜の前に咲いていたユスラウメは小さな緑色の実ができています。桜,梅,ユスラウメなどの代わりに、今度はハナズオウ(花蘇芳)が満開です。桃よりもさらに濃いピンク色の花がびっしりと枝に付いています。4月初めは、咲く花が次々へ入れ替わります。

            濃いピンク色の花びらが枝にびっしりのハナズオウ(花蘇芳)


 ハナズオウ(花蘇芳)はマメ科です。花びらをよく見ると豆特有の形をしています。実もマメ科特有の莢ができて、その莢の中に並ぶように実が入っています。一方、山では山ツツジが満開です。桜ほど大木にならず、ちょうど視線の高さで咲きます。このため、山道の周りの山ツツジは観賞するには最適です。

     マメ科特有の花びらがびっしり           やさしいピンク色の山ツツジ
 

 我家はもともと桜をあまり植えていませんでした。その代わり、山ツツジが普通に山にたくさん生えていました。このため昔は、この時期になると山ツツジで山全体がピンク色になりました。
 山ツツジは桜のように大木になりません。また花びらは桜のように風に舞い散ることがありません。ポトリと地面に落ちるのです。このため、桜吹雪と例えられる散り際が綺麗な桜の方が好まれます。これらの理由により、田布施町全体でも山ツツジよりも桜の方が目立つようになりました。山ツツジは桜より病気に強く、世話いらずなのですが。

                  昔は山全体に咲いていた山ツツジ


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