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Channel: 東京里山農業日誌
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数日間の東京生活(1) トチの木,耕耘機のプラグ修理ほか

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 6月2日東京八王子の我家に行ってきました。いつものように、田布施駅から徳山駅まで山陽本線で行き、徳山駅から新幹線で新横浜まで行きました。私の学生時代、新幹線は新大阪と東京間しか通じていませんでした。このため、新幹線を使わないで寝台列車「長州」,「富士」などをよく使いました。東京から帰省する時の、車窓から見えた瀬戸内海の朝焼けを思い出します。

      徳山駅から乗った新幹線             久しぶりの東京八王子の我家
 

 さて次の6月3日、八王子市のあるクリニックに行きました。大腸検査の手続きをするためです。診察の結果、6日にCT検査をすることになりました。クリニックから帰ると、八王子の我家近くの田畑に行きました。田んぼを目の前にした土手には、私が12年前に植木鉢に種まきして、11年前にこの土手に植えたトチの木が、以前より大きくなっていました。幹周り17cm(直径約5cm)に育っていました。

        11年前に植えたトチの木              幹周り17cm(直径約5cm)に育つ
 

 ところで、今回この畑に来た目的は、この田畑を共に耕した友に依頼された耕運機の修理です。耕耘をしていると、耕運機がパタリと止まってしまうとのことです。
 夏になると、オーバーヒートして止まるケースがあります。このため、最初は空冷用のファンやフィンに枯草が詰まっているのかと思いました。ところが、枯草は詰まっていませんでした。この耕運機は一度、エンジンオイルが減ることによっておこるピストンとシリンダー固着故障を起こしています。そのため、エンジンオイルを確認しましたが、これも正常でした。

      エンジンオイル確認するも正常           真っ黒になったプラグ
 

 原因がすぐには分からなかったため、エンジン故障修理のセオリーにのっとり、プラグを外してみました。すると、原因がすぐに分かりました。それは、プラグがカーボンで真っ黒になっていたからです。カーボンが付着していると、正常な火花が出ません。すぐに、バーナーでプラグ先端を赤熱してカーボンを取りました。

                バーナーを使って、プラグ先端のカーボンを取る


 そう言えば、この耕耘機を最初確認した時にアクセルを吹かしたままの状態で止めてありました。おそらく、アクセルを吹かしたままスイッチを切ったのでしょう。アクセルを吹かしたままスイッチを何度も切っていると煤が出て、カーボンがプラグに付着します。エンジンを止める時は、いったんアイドリングして止めると良いのですが。

     修理後の1時間耐久テスト中               右カバーが折れて外れる
 

 カーボンを取ったプラグをエンジンに取り付けると、チョークを入れないでも一発でエンジンがかかるようになりました。その後、これで良いのか1時間の耐久テストをしました。1時間ずっと畑を耕し続けて負荷をかけるテストです。
 ところが、テスト中に耕運機の右カバーが折れて外れてしまう故障が発生しました。カバーを取り付けている部分にクラックが入って折れてしまったのです。そこで反対側の左カバーの取付け部も見ると、やはり一か所クラックがありました。左カバーも、いずれ折れてしまうと思われます。なお、カバーが無くても見栄えが悪いだけで性能には問題ありません。

       向こう一つは地域の子供用、手前二つは東京薬科大学ASIATOの田んぼ


 耕耘機の修理と耐久テストが終わると、私が2年前まで関わっていた田んぼに行きました。1つは、別所小学校の生徒のための田んぼ です。そして、もう一つは東京薬科大学環境グループASIATOの田んぼです。私が米作りを教えていた懐かしい田んぼです。
 ついでに、近くにあるNPO里山農業クラブの田んぼをあちこち歩いていると、由木めぐみ野団地に住む小学5年生が二人来ていました。いろいろ話を聞くと、数日前に里山農業クラブの田んぼで田植えをしたそうです。ここの田んぼでは、これから近隣小学校の生徒達による田植えが次々に始まるようです。

       苗取りを待っている苗場             由木めぐみ野団地の子供2人  
 


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