お盆の準備をしていて、ある仏具がぐらぐらしているのに気が付きました。以前からガタがきていましたかが、さらに調子が良くありません。試しに動かしてみると、バラバラと壊れてしまいました。この仏具は接着剤を使わない、組み立てして使う仏具です。接着剤を使わなくてもある程度固定しているのですが、長年の使用で固定できなくなったようです。このさい、接着剤で固定することにしました。
ガタがきた仏具、不安定 すべて分解してみると
接着剤で固定するため、一度すべての部品に分解してみました。引き出しを除いて、9個の木材部品から構成されていました。木材部品ばかりのため、木材用接着剤を使いました。最初に、四つの足が立つように組み立てました。そして、その足がぐらぐらしないように部品と部品の接触部に接着剤を塗りました。
四つの足を組み立て 三隅の板を接着
脚の接着が終わると、三隅の板を接着しました。そして、最後に脚の乗せるようにして上板を置きました。上板には脚がはまるように穴が開いていますが、四脚を同時にはめるのは大変です。四つ目の脚をはめようとすると、別の脚の一つが外れてしまうのです。それでもなんとかすべての脚を上板にはめることができました。価格的に安い仏具だとは思いますが、我家の仏壇に鎮座して60年に以上は経つ仏具の一つです。大切に使いたいと思いまする
四つの脚を上板にはめ込んで、組み立て完了の仏具
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お盆を前に、仏具の修理
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