ラジオやテレビを初めてするエレクトロ技術の進歩はすさまじいものがあります。私が小学生の頃は、ラジオもテレビも真空管技術が中心でした。ところが、私が中学生の頃に真空管からトランジスタを始めとする半導体に置き換わっていきました。
真空管でとても思い出深いのはネオン管とデカトロンと呼ばれる真空管です。ネオン管は、電極の間に60V程度の電圧をかけるとオレンジ色に光ります。ふんわりとした暖かい色が今でも好きです。
オレンジ色を発色するネオン管 デカトロンの端子側
ネオン管と同じようなオレンジ色を発色する真空管にデカトロンがあります。この真空管は計数管と呼ばれ、数を数える真空管です。数を数えるたびに、光る点が円を描くように移動します。早く数を数えると、点滅する光も早く回るのです。このデカトロンを2個持っています。いつか時間が空いたら、このデカトロンを動作させてみたいと思っています。
その他、私の好きな真空管に6E5があります。緑の色が開いたり閉じたりします。この動きでラジオの同調分かるのです。
数を数えるための特殊真空管デカトロン
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計数用真空管デカトロンの思い出
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