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Channel: 東京里山農業日誌
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陸稲畑に、防鳥用テグス糸と反射テープを張る

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 数日前に草取りした陸稲(農林24号:うるち)が、そろそろ乳熟期になってきました。まだ試してはいませんが、乳塾期の籾を指でつぶすと、乳白色の乳状汁が出てきます。この時期、スズメなどの害鳥が次々にやってきます。そして、その汁をすするようにして食べます。その垂れた汁が稲の葉や茎にかかって白くなることがあります。白く垂れた汁はやがてカビが生え、続いて稲が病気になります。

    左:反射テープ、右:テグス糸              デグス糸を張るための杭打ち
 

 乳熟期の稲をスズメに食べられないようにするためには、網を張る方法と今回のようにテグス糸を張る方法があります。網を張る方法は圃場が広い場合に適していますが、網を圃場全体に張るのは大変な作業です。また回収する作業も大変です。今私が作っている陸稲は少ない面積ですので、防鳥用テグス糸を張ることにしました。

       防鳥用テグス糸を張る              さらに反射テープを張る
 

 防鳥用テグス糸を張り終えると、さらに反射テープを張りました。反射テープは少しの風だけでテープがゆらゆら動いて、日が照っているとその光をピカリピカリと反射します。効果のほどは分かりませんが、これらできる限りの対策を講じました。これで、スズメなどの防鳥対策は完璧のはずです。
 ところで、めい虫,ウンカ,イナゴなどの防虫対策はしませんでした。無農薬に徹したためか、今年は稲の茎に入り込むめい虫の被害が少なくありません。どのくらい陸稲が収穫できるか心配です。

              防鳥用テグス糸と反射テープを張り終えた陸稲畑


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