東京薬科大学環境グループASIATOの脱穀支援をしました。去年は10月中旬に脱穀支援しましたが、今年は11月下旬になりました。先日まではとても古い骨董的な脱穀機を使いましたが、今回は、現代の農家で一般的に使われているハーベスターと呼ばれる脱穀機を使ってみることにしました。この機械を使うのは私は初めてです。しかし、以前使っていた古いハーベスターと使い方が良く似ていたため、比較的簡単に扱うことができました。
ハーベスターの前に、リヤカーで運んだ稲を降ろしている東京薬科大学生
先日、多摩丘陵の自然を守る会の方々の脱穀支援と別所小学校5年生の稲を脱穀した場所は田んぼ近くの畑でした。しかし、脱穀機を動かすディーゼル耕運機を返却しなければならなくなり、この骨董的な脱穀機を使うことができなくなりました。そこで、鈴木牧場に置いてあったハーベスターを急遽使うことにしました。このため、東京薬科大学ASIATOの学生が作った稲は、このハーベスターがおいてある鈴木牧場まで運んで脱穀することにしました。このため、学生には田んぼから鈴子牧場に脱穀する稲を運んでもらうことにしました。少ない回数で運べるよう、リヤカーを学生に貸し出しました。
脱穀する稲をハーベスターに載せる 脱穀された稲は自動排出
私はもっぱら、ハーベスターを移動したり、機械類のセッティングをしました。初めて使う機械のため、各種調整箇所を入念に調べました。そして、エンジンをかけて調子を見たり、気温が低いため暖機運転してエンジンを温めておきました。
ハーベターに載せるだけで、自動的に稲が移動して脱穀選別完了
私はこれまで、いろいろな脱穀機を使ってきました。古いものは、千歯こぎ,足踏み脱穀機などです。このハーベスターを使うと、あっと言うまに脱穀が完了してしまいます。簡単に脱穀が終わってしまうため拍子抜けしてしまいます。大学生に稲を運んでもらいましたが、運んだ時間は2時間程度かかりましたが、脱穀した時間はほんの15分程度でした。便利になったものですが、今はもっと効率的な機械ができています。それは、コンバインと呼ばれる機械で、稲刈りから脱穀,ワラ切りまで一つの機械で済ませてしまいます。今回の脱穀で、今年作った稲は全て脱穀が終わりました。残っているのは、籾を精米する作業だけです。
脱穀が終わったワラが山積み 籾が入る袋は二つセット可
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東京薬科大学ASIATOの脱穀支援
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