昨日から春の日差しが強くなってきました。園芸店に行くと、いろいろな野菜や花の苗を見かけるようになりました。去年は苗を購入しましたが、今年はナス,トマト,ピーマンの苗を自分で作ってみることにしました。これらは、我家で一番食べる量が多い野菜です。温室があれば2月頃から苗を作ることができますが、私は温室を持っていないため今の時期にならないと苗を作ることができません。
苗を作る三つの野菜 種を入れる穴開け ピーマンの種子
去年購入した培養土の余りを苗箱に詰め、ジョロで水をかけて濡らしました。そして、鉛筆で小さな穴を開けました。その穴に次々に野菜の種子をまきました。我家は二人しかいないため、苗は六つ程度あれば十分です。一つの箱に三粒ほど種子をまきました。畑に苗を植え付けるまでに一度か二度間引いて立派な苗を一本だけを残します。なお、野菜以外の陸稲,トウモロコシ,粟,ヒエ,キビなどは5月に入って種をまきます。今後は、桃の袋掛けや草刈りなどが忙しくなります。
種を蒔いた後、ジョロでたっぷりと水をかける
野菜の苗作りがスタートすると、今度は花の苗作りスタートです。今年は百日草,サルビア,千日紅,マリーゴールド,そして松葉ボタンの苗を作ることにしました。これらの中で、松葉ボタンだけは苗作りが他と違います。種が微小なため箱苗では作りません。植木鉢に培養土を入れて水を含ませると、種を散まきします。そして、土を被せないまま水をやるのです。そして、以降は乾燥しないように少し隙間を空けてガラスをかけておきます。松葉ボタン以外の花は、野菜苗作りと同じ要領で苗を作ります。鶏頭などは5月の連休頃に種まきしようと思います。
松葉ボタンと植木鉢 各種花の種子 種を蒔いた後、水やり
暖かい日差しの中、春野菜や花の苗作りスタート
柳井市 平郡島 五十谷三島ウォーキングの下見(1/2)
一週間ほど前、平郡島大嶽ウォーキングの下見をしました。しかし、結構ハードであることが分かり、子供やご高齢の方のウォーキングとしては適さないことが分かりました。そこで今回、平郡三景の一つである五十谷三島を下見ウォーキングすることにしました。前回の下見時と同じように、JR田布施駅に7:45に集合して電車でJR柳井港駅に向かいました。そして、平郡島行きのフェリーに乗船しました。
平郡島行きフェリーに乗船 スナメリを発見 平郡島西港に立ち寄り
フェリーに乗って周りの島々を眺めていると、Emさんがスナメリを発見しました。波間を時々背中を出しながら泳いでいました。そして、平郡島の五十谷三島に近づいた所で、岩国基地の飛行機でしょうか、二機がペアになって何度か平郡島周辺を回っていました。何かの訓練なのでしょう。
前回来た時は干潮でしたが、今回は満潮でした。岸辺は海が迫っていて砂浜などが見えませんでした。そうこうしているうちに、フェリーは平郡東港に着いて接岸しました。すぐに下船して五十谷三島に向かって歩きました。
平郡三景の一つである五十谷三島、岩手県の浄土ヶ浜に似る
下船後、いったん柳井市役所平郡出張所まで行き、そこから山側に向かう道路に入りました。入ってすぐの所に忠魂碑がありました。その忠魂碑の傍に祠がありました。そして、しばらく登って振り返ると、平郡東地区の街並みが小さく見えました。14:00まで停泊するフェリーも見えました。20分位登っていると下り坂になりました。そして、平郡島西側の景色が開け、八島の横長の姿が正面に見えるようになりました。
平郡出張所近くの忠魂碑 平郡東地区の街並み 牧場で夏ミカンをいただく
道なりに下っていると、牧場の畜舎が見えてきました。畜舎の傍を歩いていると、夏ミカンをいただきました。ありがとうございました。畜舎をさらに下っていると、牧場でのんびりしている牛が目に入ってきました。二頭の牛が我々に興味を持ったのか、そろりと近づいてきました。広い海を前に広々として牧場で、しかも音楽が流されていました。幸せそうに見える牛達でした。
横長に広がる八島、そして広々とした牧場でのんびりする牛達
牧場のすぐ下は海岸線でした。夏は海水浴場で賑わう素敵な砂浜が広がっていました。透明度が高いのでしょう、数十メートル先まで海底が見えました。海岸の正面を見ると、八島が横長に広がっていました。そして、所々に釣り船が波に揺られているのが見えました。砂浜の東端は、私が14年ほど前に東北バイク一人野宿旅で行った岩手県の浄土ヶ浜の光景にとても良く似ていました。平郡三景の理由が良く分かる綺麗な景色が広がっている海岸でした。
平郡東地区の西側にある、五十谷三島のとても素敵な砂浜
柳井市 平郡島 五十谷三島ウォーキングの下見(2/2)
平群島東の五十谷三島の海岸に着くと、我々しかいない砂浜の海辺を歩きました。波しぶきが届きそうなほど、波打ち際を歩きながら三島に向かって歩きました。しかし、満潮でしたので、三島の岩場を歩くことができません。そこで、フェリーから見えた、海に突き出た岩上にある祠に向かいました。
五十谷の砂浜を散策 海に突き出た岩 岩上の祠前で休憩
祠前には小さな石鳥居がありました。その鳥居前でお祈りをして、海前の岩上に座って少しの時間座って休憩しました。もやがかかっていめため、四国はうっすらとしてか見えませんでした。眼前の大海原を見渡していると、心が洗われる気持ちがします。天気がとても良く、少人数の下見ではありますが来て良かったです。
五十谷三島前で、楽しい昼食休憩
海に突き出た岩上で休憩後、場所を移動しました。三島に渡りたかったのですが、満潮のため無理して渡ると靴が濡れそうでした。そのため、今回は三島に渡らず、その前で昼食休憩を取りました。眼前の八島などを見ながら楽しく談笑しました。打ち返す波の音と、談笑する声だけが聞こえました。
砂浜を歩きながらの帰路 早田八幡宮を参拝 早田八幡宮の天井板絵
12:15に帰路に着きました。砂浜を歩き、牧場の牛達に分かれを告げました。20分位歩くと、早田八幡宮の大きな鳥居前に着きました。ここで早田八幡宮に向かうため道を分かれました。しばらく道を下ると早田八幡宮に着きました。
拝殿の天井を見上げると、海童神社と同じような板絵が飾られていました。凡河内躬恒,柿本人麻呂,源重之,そして中納言兼輔などの名前が書かれているため、海童神社と同じ百人一首がテーマに違いありません。その早田八幡宮の参道下に横倒しになったけやきの大木がありました。柳井市の名木の一つとのことです。次に、参道を降りて石仏を見学しました。
平郡東街ほぼ中央にある浄光寺境内を見学
続いて、浄光寺境内に行きました。ご住職さんがおられるかと呼び鈴を鳴らしましたが、誰をおられないようでした。このため、境内だけを見学しました。農協のお店で買物をしていると、フェリーに乗船する時間が迫っていることに気が付きました。早歩きで港に向かい、フェリーに乗船しました。
フェリーの椅子で休憩 波をのんびり見る 花燃ゆ号に乗る
フェリーの上から、流れ去る波を見ているとラッキーなことがおきました。フェリーすぐ近くを横切るスナメリを見ることができたのです。白くて可愛いつぶらな目をしていました。子供なのでしょうか、やや黒い小さなスナメリも一緒に泳いでいました。さらに、JR柳井港駅で、花燃ゆ号に乗ることができたのです。さて、本番の平郡島 五十谷三島ウォーキングは5月17日です。
今回、ウォーキングの下見をした平群東地区
サトウキビ苗を冬越しして植え付け
一昨年はサトウキビの冬越しに失敗し、去年は一本だけ成功し、今年は10本以上成功しました。去年の晩秋に温度,水分などを注意して保存したのが成功した理由です。なんとか冬越しできるようになるまで3年かかりました。今年の反省は、水分が多すぎたのか、底の方に置いたサトウキビが腐って黒く変色していました。こうなると、苗としては使えません。次回の冬越しでは全部のサトウキビ苗の冬越しに成功したいと思います。
冬越しサトウキビの取り出し 冬越しOKの苗、いい色 一部の苗は芽や発根
冬越ししたサトウキビ苗のうち、数本はもう発芽したり発根していました。元気な苗は、植え付けを待ちきれずに芽や根が出るようです。そのような苗を選び出して、すぐに畑に植え付けました。ところで、サトウキビの株も冬越しできるように、籾殻で保温し雨が浸透しないように屋根で覆いました。しかし、今のところ芽が出る気配がありません。枯れてしまったようです。やはり、外での冬越しは無理のようです。
小さな芽をわずかに外に出し、植え付けたサトウキビ
サトウカエデなどの落葉樹が次々に出葉
一昨年の冬に苗木を植え付けたサトウカエデが、次々に淡い緑色の葉を出しています。今年も元気に葉を出しているで、この土地に根付いたようです。まだまだ幹が細いので、幹に穴を開けて甘汁を採集することはまだできません。あと10年位育って幹の直径が10cm以上になれば採集できると思います。このサトウカエデの姿を整えるため枝を切ると、樹液がしたたるよう豊富に出ます。この樹液を煮詰めると、いわゆるメープルシロップになるようです。いつか、我家産のメープルシロップを入れたコーヒーを飲んでみたいと思っています。
2m位の高さに成長したサトウカエデ、新しい葉が展開中
ところで、サトウカエデは幹が害虫の食害にあっていました。そして、形成層がその傷をふさぐように成長していました。なんとか来年までに傷口がふさがると良いのですが。また、去年のようにチョッキリ(昆虫)に葉を食べられないように注意しょうと思います。
ところで、新しい葉が出ているのはサトウカエデだけではありません。やはり一昨年に苗木を植え付けたメタセコイアも新しい葉が出ていました。そして、元々我家の山に生えているケヤキ,クヌギ,ナラなどの樹木も次々に葉を出していました。新緑に包まれつつある我家です。
形成層が傷を覆いつつある幹 新しい葉が展開中のメタセコイア
小麦畑の草刈り、小麦の開花
ここ数日間、草刈りばかりしています。今はまだ春ですので、それほど草は伸びていません。しかし夏になると、草はどんどん伸びてきます。夏の草刈りは、まさに苦痛な作業です。
さて、今回は麦畑の草刈りをしました。麦畑は道路に面していますので、通る人の目があります。このため、道路際はいつも綺麗に草刈りをしておかなければなりません。
草刈りする前の麦畑、右側は舗装道路 草刈りが終わって綺麗になった麦畑
この麦畑で栽培している麦は小麦です。その麦を手に取ってみると、どの麦の穂も花が咲いていました。小麦はお米と同じで、花はとても地味です。虫媒花ではなく風媒花ですので、花を綺麗に咲かせて虫を呼ぶ必要がないのです。この花の咲き具合ですと、初夏には収穫できそうです。小麦の品種はミナミノカオリでパン用なのですのでパンにして食べると美味しいですが、うどんやクッキーなどにも使えるのではないかと思います。
花が満開中のパン用小麦(ミナミノカオリ)、白い粒は雄しべ
麦畑は周囲の草を刈るだけですので、1時間程度で終わりました。大変なのは、何も栽培していない隣の広い畑です。畑一面に草がびっしり生えているため、とても時間がかかります。また、畑は田んぼにも斜面で節しているため、田んぼに降りて斜面の草も刈りました。斜面中央部の草は、滑り落ちないように足を踏ん張りながら草刈機を使うので疲れます。
空に向かって伸びる小麦の穂 斜面下の田んぼから見上げた防風林
ところで、この畑の東側には防風林としてクヌギやナラの木を植えています。これらの木は、冬に伐採してシイタケ用の原木に使います。去年は数本伐採しましたが、今年は伐採しませんでした。来年は2本程度シイタケ用に伐採する予定です。草刈りの途中、時々休憩しました。風にたなびく麦の緑や防風林の新緑を見ていると、とても癒されます。
目が癒される、風にたなびく小麦の緑
小豆,大豆などの種まきに備えて畑を耕運
小麦は6月にならないと収穫できません。このため、小麦畑の次の作物の種類は限られます。そこで今回、小麦畑と防風林の間にある、今は使っていない畑を耕しました。去年、砂糖モロコシやアマランサスを育てた場所です。ここに大豆や小豆の種を蒔いてみようと思います。種まきの準備として耕運機で綺麗に耕しました。今回耕したからと言って、まだ根が残っている雑草があります。あと、2回位耕せば万全です。5月中旬までには種を蒔ければと思います。
小麦畑と暴風林に挟まれた畑を耕耘機で耕す
ところで今回、失敗をしてしまいました。最初はトラクターで畑を耕す予定でした。ところが、スタータースイッチを押してもセルモーターが回らないのです。前にトラクターを使い終わった後に、バッテリーコードを外し忘れていたのです。そのため、バッテリーがあがっていたのです。私が持っている充電器では充電に時間がかかるため、緊急的に自家用車のバッテリーにつないでみました。しかし、トラクターのセルは少ししか回りません。そのため、トラクターを諦めて耕運機を使って耕すことにしました。やれやれ。トラクターのバッテリーはとても高価ですので、なんとか生き返って欲しいと思います。今、充電器につないで充電中です。
容量0のバッテリー 自動車バッテリ―に接続 その後、充電器に接続
話が変わりますが、先日平郡島に行ったときに船上から可愛いスナメリを見ることができました。今回、同じように可愛い小動物(人によってはキモイかも)に出会いました。それは、シュレーゲルアオガエルです。普通の青ガエルは小さいのですが、この青ガエルは大型で、パチクリする目がとても可愛いのです。今の時期、田んぼの畔内に白い綿状の卵塊を作ります。頭をなでてやり、すぐに逃がしてやりました。このような小動物に出会うと、気持ちがほっこりします。
パチクリ目玉がとても可愛いシュレーゲルアオガエル
光市 伊保木~岩屋ウォーキング(1/2)
当初、4月19日予定だった、光市 伊保木~岩屋ウォーキング。当日、雨のため今回29日まで延期となりました。雨で延期になったのは去年の呉麓山ウォーキング以来のことです。1年に1度位は延期になるものです。
今回、朝刊の天気予報では午前中は雨の予想でした。このため、予備調査,再調査,下見,そして再下見までしたのに、気持ちが晴れやかではありませんでした。しかし、蓋を開けてみると朝から晴れでした。やれやれ良かった!再下見の時と同じように、平生でバスに乗り、伊保木バス停で降りて、のんびりとウォーキングを開始しました。
最初に磯邊八幡宮を見学 日差しの中、ウォーキング 慶宝寺の本堂
伊保木バス停を降りると、すぐ近くの石階段を登りました。最初に現れた石鳥居は海に向かって立っています。国道188号線が通じる昭和12年まで、この鳥居からまっすぐ海に向かって参道があったと思われます。今、磯邊八幡宮を参拝するためには、横の細い道を登ります。そして、石鳥居から90度曲がって石階段を登ります。この周辺の神社の多くは宇佐神宮に由来します。今回、九州の大分県の山々がよく見えました。この神社もその昔、九州と何らかの関わりがあったのでしょう。
防陽八十八ヶ所霊場の第四十七番札所の慶宝寺
続いて、防陽八十八ヶ所霊場の第四十七番札所の慶宝寺に行きました。ご住職が住まわれる家の呼び鈴を押しましたが、留守のようでした。失礼ながら本堂を見学させていただきました。とても立派な作りでした。天井中央を見上げると、極楽浄土を表すのでしょうか、立派な天蓋がぶら下がっていました。その周りを干支と思われる墨絵の板絵がはめ込まれています。
天井の見事な天蓋 とても立派な石垣 美土里窯を見学
慶宝寺は小高い位置にあるため、周防灘がよく見えます。長島,牛島,祝島,そして九州の山々などがよく見えました。慶宝寺の立派な石垣の間を降りると、次に美土里窯に向かいました。しかしながら、窯に関わる方にご不幸があったようでした。少しの会話をした後、喪服に着替えてお出かけになりました。その間、自由に見学してよいとのことでしたので、工房内を隅々まで見学させていただきました。いつか、簡単な陶器性カップなどを作るため再訪できればと思います。
美土里窯の、ガス窯が置かれている裏部屋を見学
美土里窯の、ある部屋には電動ろくろが2台,手回しろくろが10台位置いてありました。よくは分かりませんが、教わっている生徒さんが何人かいるのではないかと思います。美土里窯を出ると、周防灘を見下ろす道をどんどん進みました。山の緑と海の青のコントラストがとても映えていました。時々、足を止めながら景色を楽しみました。次の元正蓮寺に行く途中に、大師堂か何かの建物がありました。覗いてみましたが、何もありませんでした。それほど古くないため、最近閉鎖したのに違いありません。
山の緑と海の青が綺麗 不思議な建物、大師堂跡? 元正蓮寺に到着
お昼休憩は防陽八十八ヶ所霊場の第四十八番札所の元正蓮寺です。この元正蓮寺を調査した時にお世話になったTさんにご挨拶をしておきました。そして、本堂で休憩することをご了解していただきました。ありがとうございました。本堂にあがって拝んだ後、私は買い弁を食べました。今回はそれほどきつい歩程ではないので、また少人数でしたので、気兼ねなく談笑しました。
防陽八十八ヶ所霊場の第四十八番札所の元正蓮寺の本堂で、楽しいお昼休憩
光市 伊保木~岩屋ウォーキング(2/2)
昼食後は岩屋の長徳寺に向かって歩きました。今回は思いのほか天気が良かったため、のんびりと周防灘などの景色を楽しむことができました。特に、海の島々が良く見えたことです。牛島や祝島は当然として、大分方面の陸地が良く見えたことです。
元正蓮寺からの景色 手前は牛島、向こうは祝島 木漏れ日ロードを歩く
しばらく歩いていると、右への分かれ道を登りました。この道をそのままどんどん進むと、尾根道のコバルトラインに着きます。その尾根の向こう側は竹尾です。今回は、途中で岩屋集落に向かう道に分かれました。岩屋集落の一番上に長徳寺があります。大正8年に集落ごと焼けたこのお寺は、その後再建できなかったそうです。そのため、正確には元長徳寺(長徳寺跡)です。お寺の雰囲気はどこにもなく、今は岩屋公会堂として再建されています
岩屋公会堂として使われている元長徳寺
長徳寺としては再建できませんでしたが、寺内にあったであろう大師堂は再建されています。岩屋公会堂の西側に接するように大師堂があります。巡礼者が来てもよいように、お地蔵様などが安置されています。
焼失後、再建された大師堂 岩屋集落から岩屋バス停に向かう
元長徳寺の大師堂を拝むと、古道を通って岩屋バス停に向かいました。この古道は最近まで使われていたそうです。岩屋集落から中学や高校に通う生徒が使っていたとのこと。その後、岩屋に子供がいなくなってからこの道は使われていないとのこと。数年後には、蔓や笹に覆い尽くされ運命にある道です。私たちが最後の通行者かも知れません。
岩屋バス停留所前の海岸で時間つぶし
岩屋バス停留所に付きましたが、バスが来るにはだいぶ時間が余りました。時間つぶしに、海岸に降りてみました。大きな岩がごろごろしていました。女性陣は岩に着いた青海苔を取っていました。砂などを取り除いて乾かせば、美味しく食べることができると思います。良いお土産になりました。
海岸の岩場を探検、そして青海苔を取る
今回のウォーキングに至るまで、何度もこの地を訪れました。その都度、歩いたりバイクや車で通ったため道を覚えました。しかし、まだ知らない事がたくさんあります。特にこの地域の歴史についてはまだまだです。
例えば、元正蓮寺についてさらにお聞きするため、すぐ下にお住まいのTさんを再訪することをお伝えしました。また、防陽八十八ヶ所についてもまだ1/3位しか分っていません。札所番号のずれが何故なのかも分かっていません。まだまだ調べることがあります。ウォーキングは済みましたが、私はまだまだこの地域に調査に来る必要があります。
今回ウォーキングした、伊保木バス停から岩屋バス停までのルート
郷土館で展示中の蓄音機を修理(1/x)
田布施町郷土館に壊れた蓄音機が一台あります。背板が醜く割れて、ゼンマイをいくら巻いても音が出ません。その故障原因はよく分かりません。背板が割れているのから判断して、荷台から落ちたか、運んでいる時に落とした時に壊れたのではないかと思います。郷土館に来る子供達にはゼンマイで動く蓄音機を知ってもらうため、そして大人たちには懐かしんでもらうため、この蓄音機を修理することにしました。
背板が壊れた蓄音機 動力装置を取り外す ガムテープで修理跡
私が子供の頃、我家に同じような蓄音機がありました。好奇心が強かった私は、この機械をいじりまわして結局壊してしまいました。そのおかげで、機械のしくみやゼンマイのついての知識を得ることができました。約50年ぶりに蓄音機を分解してみました。
調速装置の振り子、ネジが外れて回転不能
分解すると、故障原因の一つが分かりました。それは、調速装置の振り子の破損です。固定ネジが取れて振り子が外れたのです。この振り子が外れると、レコードを回すことができません。振り子を取り付けていたネジが付近に見当たらないため、DIYのお店に行って探してみようと思います。また、回転のSART/STOP装置も壊れていました。
なお、この蓄音機は以前素人が修理を試みようとした形跡がありました。例えば、音を誘導するラッパの部分にガムテープが使われていました。これも修理しようと思います。
壊れていた、回転SART/STOP装置
サツマイモ苗の植え付け準備作業
サツマイモの苗を植え付けるための準備作業をしました。一昨日、バッテリーがあがって使えなかったトラクターが動くようになりました。一日中ずっと充電器につないでいたら、バッテリーが復活したのです。今後はバッテリーがあがらないように注意しようと思います。
まず最初に、先日伐採したケヤキを移動する作業をしました。ケヤキが倒れたままだと作業の邪魔になりますので。そして、次にロータリーを使って畑を耕しました。
バッテリーが復活してトラクター始動 伐採したケヤキを畑から移動
今の時期、農作業は快適です。まだまだ涼しい風が吹いてくれるので、汗はそれほど出ません。トラクターの前後を見ながら操縦しました。このトラクターはもともと、私が親しくしていた古老が使っていました。この古老が亡くなってから、しばらくホコリを被っていました。その後、あちこち修理しては何とか使用していました。私が山口県に帰る時に、古老の息子さんからのご厚意でいただくことになりました。ありがたいことです。
東京で、いろいろな思い出があるトラクターです。例えば、田んぼの中から抜け出すことができなくなり往生したこともありました。古老が使い込んだトラクターです。あちこちが傷んでおり、不具合のある前輪を分解修理したことも、またパンクのためタイヤを交換したこともありました。それでも役に立っているトラクターです。
サツマイモの苗を植え付けるため、麦畑横をトラクターで耕耘
午後からはトラクターではなく、小型の耕運機でサツマイモの苗を植える畝を作りました。去年と同じ場所に三つの畝を作りました。ここには安納イモと呼ばれるとても甘いサツマイモの苗を植え付けます。いつものように耕運機で土を細かく砕きました。そして、三本クワで畝を山形に整形しました。このところの快晴で、土は湿っておらず柔らかく、整形が思いのほか楽でした。ここは、午後からずっと太陽の光が届きます。サツマイモ栽培には適している場所だと思います。
サツマイモ栽培用に畝整形 山形に整形した畝に黒マルチ
サツマイモ用の畝は四つ作る予定でした。しかし、道に面した三つしか作れませんでした。明日一つ、サツマイモ用の畝を追加します。そして、サツマイモの苗を植え付けます。ところで、快晴だとせっかく植え付けた苗が乾いて枯れてしまうことがあります。そのため、並行して草刈りをして、刈り取った草を苗の上にしばらく被覆します。苗にしっかりと根が生えて元気になれば、枯草を取り除きます。去年もそのように苗を植え付けしました。この畑のサツマイモは主に麻郷公民館祭り用です。秋、たくさん収穫できるでしょうか。
サツマイモ栽培用の畝に黒マルチを被覆
小雨の中、サツマイモの苗を植え付け
昨日からサツマイモの苗を植えようと張り切っていました。ところが、朝起きると雨が降っているではありませんか。あーあ、がっかり!モチベーションが下がってしまいました。しばらく経ってから、A君から電話がかかってきました。「雨なのでサツマイモ苗の植え付けを延期しよう。」と言おうとしたら、何と我家の玄関前に来て電話しているとのこと。
小雨の中、サツマイモの苗や小道具を持って昨日耕した畑に行きました。A君は雨中の草刈り覚悟で、やる気満々のようでした。しかし、少しずつ雨が強くなってきたので、今回はサツマイモの苗を植え付けるだけにしました。
サツマイモ苗を植える場所に穴開けしているA君
最初穴あけ器で、黒マルチに約40cm間隔でスポスポと穴を数ヶ所開けました。その方法をA君に教えた後、残りの穴をすべて開けてもらいました。続いて、サツマイモの苗30本を植え付けました。一つの穴に一つの苗です。穴から斜めに棒を挿して土中に細穴を開け、その細穴を苗を差し込みます。そして、苗の周りに軽く土を寄せました。
植え付けたサツマイモ苗 苗に土を軽く寄せる 雨に打たれる耕運機
晴れたら暑くなるだろうと、休憩用のテントを用意しましたが不要でした。また、E姉妹に体験してもらおうかと小型耕運機なども用意しましたが、これまた不要になりました。その他、シート,コンロ,お茶セット,小テーブルなども用意しましたが、雨では仕方ありません。一週間後頃、再度植え付けする時に使おうと思います。
ところで。今回植えたサツマイモ苗は安納イモです。このサツマイモ、苗がほぼ売り切れでした。私が購入した苗は、売れ残りの貧弱な苗でした。そのため、ちゃんと根付くかどうか心配です。次回、植え付けるサツマイモ苗は、紅あずま、高系14号などのどれかにしようと思います。早くに苗を予約しておけば良かったと、少し後悔しています。
雨に濡れるサツマイモ畑、ちゃんと根付くか心配
皇帝ダリアをいただいて植え付け、5月の花や実
午前中雨が降っていたため、電子工作やラジオなどの修理をしました。そして午後、雨が上がったため各地の園芸店を巡りました。買おうと思ったのは、サツマイモ(安納イモ)です。田布施や平生の園芸店やDIY店を探し回りましたがなかなかありません。今は五月連休のため、入荷が止まっているのでしょうか。柳井のある場所に行ってようやく見つけました。昨日植えた貧弱な苗を植え替えてもよいように、40本ほど苗を購入しました。近日中に植え付けしようと思います。
バイクに乗せた皇帝ダリア 植穴、〇は従来のダリア 皇帝ダリアを植える
サツマイモの苗を探してあちこちの園芸店を巡っていると、皇帝ダリアの苗を売っていました。250円でした。購入しようかと思いましたが、はたとEさんが皇帝ダリアを育てていることを思い出しました。そこで、園芸店から電話すると、いただけるとのこと。ありがとうございました。サツマイモ苗,布,小豆の種,靴下などを買い終わって家に帰った後、すぐにE邸に向かいました。すると、立派な皇帝ダリアを掘り上げているところでした。こんな、立派な皇帝ダリアの苗をいただけるなんて、ありがたいことです。
皇帝ダリアを植え付け後、根元にたっぷりと水をやる
皇帝ダリアの苗を我家に持って帰ると、すぐに植穴を掘りました。従来種の小さなダリアを植えている場所に近接して植えました。茎がだいぶ伸びていましたので、しばらくは萎れて元気がないと思います。根がつけば、夏には大きく育つはずです。大風には弱いとのことで、台風などの時は支柱で支えると良いとのことでした。
橙色が鮮やかな花菱草 まだまだ咲き続けるビオラ ナデシコも開花中
ところで、我家の庭ではいろいろな花が咲いています。私が昔から好きな花菱草も、秋に麻郷公民館からいただいたビオラもまだまだ咲いています。そして、宿根性のナデシコも鮮やかに咲き始めました。また、木の実は少しずつ大きくなりました。一昨年いただいたブルーべりーは少ししたら食べられそうです。柿のつぼみが目立ち始めました。そして、グミの実がまだ赤くはないのですが、大きくなりました。その他、桃やスモモ、そしてユスラウメも実が大きくなりました。サクランボは昨日の雨で水を吸ったのか、はち切れていました。今年はダメそうです。
ブルーべりーの実 柿の小さなつぼみ まだ赤くならないグミ
先日種を蒔いた野菜(ピーマン,ナス,トマト)が芽を出しました。今、園芸店では立派に育った苗がたくさん売られています。私が作っている苗は、今のところとても貧弱です。それに、ダンゴ虫か何らかの害虫に葉を少しかじられてしまいました。植え付けできるほど大きな苗になるにはまだまだ時間がかかります。これからも水やりや防虫などの管理がも欠かせません。
芽が出始めた野菜、植えるにはまだ小すぎ
広島県 世羅高原を楽しく散策(1/2)
快晴の「子供の日」、A君夫妻とEさんの4人で、広島県の世羅高原に散策に行ってきました。私は全く初めての場所なので、どんな場所かさっぱり分かりませんでした。何でも、広大な植物園のような場所とのことで期待して参加しました。玖珂ICから山陽自動車道に入り、三次ICで降りました。そして、世羅高原に向かいました。なお、岩国近くでトンネル火災事故で下り線が一日中閉鎖されていました。このため、行きは少し渋滞しました。
花夢の里に到着 入口でチケット購入 入場チケット
最初、芝桜まつり2015が開催されている花夢の里に行きました。駐車場は、主に広島ナンバーの車でほぼ満杯でした。入口でチケットを購入して入場しました。入ってすぐ、丘全体に植えられた芝桜を見ました。時期を少し過ぎていましたが、丘全体に広がった芝桜はとても見事です。園内を自由に散策できるので、そこかしこの芝桜を鑑賞しました。
丘全体に植えられた芝桜、丘全体がピンク色
雲一つ無い快晴で、空は真っ青でした。このため、芝桜のピンク,木々の緑,そして空の青のコントラストがとても映えていました。そして、高原特有の涼しい風がとても心地良かったです。それに、思っていたより人が少なかったので、好きな場所に移動して、好きなだけ鑑賞することができました。
芝桜のピンク,木々の緑,そして空の青が映える
花夢の里を出ると、次に世羅ゆり園に行きました。ここには、ゆりが栽培されている広大な温室があります。最初、ビオラが咲いている花園に行きました。各種ビオラが植えられており、広島カーブの図柄がビオラで描かれています。しかし、その図柄は山の上からでしか見ることができません。そこで、さっそく山の上までウォーキングしました。
世羅ゆり園の駐車場 入口でチケットを購入 山の上までウォーキング
山へ登る途中、花菱草がたくさん咲いていました。そして、ビオラの花色で富士山を描いた小山がありました。白いビオラで雪を表していました。頂上には、比較的新しい休憩所と祠がありました。頂上から広大な敷地を見下ろすと、広島カーブを応援する巨大な図柄がビオラで描かれていました。
たくさんの花菱草の花 ビオラで富士山を描く 山の頂上の休憩所
頂上から周りを見渡すと、萌黄色の中国山地が広がっていました。今は新緑の季節ですので、新しい葉の色がとても新鮮です。世羅ゆり園はとても広大ですので、山の頂上までの短いウォーキングコースを楽しむことができます。坂がなだらかなゆっくりコースと、坂が急なお急ぎコースがあります。今回は、登りはゆっくりコースを登り、帰りはお急ぎコースを降りました。次に、大量のゆりが栽培されている広大な温室に向かいました。
手前は広島カーブ応援の図柄、向こうはゆりが栽培されている広大な温室
私は広島県にあまり行ったことがありません。広島市街を散策したことがある程度です。このため、どこをどう走っているのかさっぱり分かりませんでした。今回の世羅高原散策は全面的にA君にお任せしました。高原のためか、車を降りるとすぐに涼しい風を感じることができました。雲一つない快晴の天気,とても綺麗な花々,そして萌黄色の新緑に囲まれたさわやかな一日でした。
今回散策した広島県の世羅高原
広島県 世羅高原を楽しく散策(2/2)
続いて世羅ゆり園の広大な温室に行きました。温室に入ると、びっくり!いろんな種類のユリがたくさん栽培されていました。鑑賞しやすいように、視線の高さにほぼそろえられていました。ゆりの花色はたくさんあるのですね。さすがに青はありませんでしたが、赤,黄,橙,白,ピンクなどです。鑑賞するだけでなく、購入することもできます。250円/本は私的には高いので、鑑賞するだけに徹しました。それでも数人がハサミを持って歩き、気に入ったユリを切っていました。
さまざま花色のユリが、温室いっぱいに栽培
世羅ゆり園を出ると、フルーツロードを走りました。なんでも、道路を走っているとタイヤが踏む音で音楽が流れる個所があるとのこと。最初フルーツロードを南へ走りましたが、何の変化もありませんでした。しかし、折り返して南から北に向かって走っていると、となりのトトロが聞こえてくるではありませんか。2往復して聞きました。次に、この曲が終わる場所近くにある世羅大豊農園に入りました。そして、麺が中心のレストランに行きました。ところが、準備中とのこと。仕方がないので、近くの露店で焼いていた牛肉串を購入しました。串をもらうと、綺麗な藤の花がある芝生まで移動しました。
レストランは準備中 きれいな藤の花房 20年位前のMy家族
芝生にMyシートを広げて腰を下ろし、牛肉串を食べながらのんびりしました。芝生の広場には遊具があり、たくさんの家族連れが歓声をあげながら遊んでいました。歓声をあげている家族を目で追っていると、20年位前をつい思い出してしまいました。私も子供を連れていろいろな遊園地に行ったり、ハイキングを連れて行ったものでした。時が経つのは早いものです。
世羅高原農場に植えられた、たくさんのチューリップ
お昼休憩を終えると、最後の訪問地である世羅高原農場に向かいました。ところが、途中で渋滞し始めました。しばらくノロノロ進むと、交通事故現場が現れました。これが渋滞の原因でした。行楽シーズンは追突事故がよく起きるようです。やっと世羅高原農場に着くと、チューリップ畑に向かいました。すると、シーズンを過ぎていたようです。花びらが落ちたチューリップがだいぶありました。しかし、咲いているチューリップだけでも見どころがありました。
空の青さ、新緑、そして、各色のチューリップが眩しいほど綺麗
行楽シーズンだけあって、人ごみも半端ではありませんでした。人々の歓声やカメラのシャッター音で、落ち着いて鑑賞できませんでした。花が落ちたチューリップ畑を見ていると、畑を掘っている人がいました。有料で球根を持ち帰ることができるとのこと。しばらく喧噪のチューリップ畑で時間を過ごしましたが、そろそろ帰る時刻となりました。
世羅高原農場内を移動 球根を掘る方々 宮島SAでカフェ休憩
高速道のトンネル事故が終息しておらず、まだ下り線閉鎖のままでした。このため、どの車も一般道を走るため渋滞が続きました。なかなか車が進まないため、宮島SAのSTARBUCKSでカフェ休憩をとり、ついでにお土産のもみじ饅頭を購入しました。そして、夜10時頃に我家の到着しました。ずっと運転してくれたA君、お疲れ様でした。とても楽しい世羅高原でした。
楽しんだ世羅高原ルート、次は混まない平日に来てみようかな
防鳥糸を張り、サツマイモ苗を植え付け、そしてミニバーベキュー
世羅高原に行った次の日、小麦畑に防鳥糸を張ったり、サツマイモの苗を植え付けるなどの作業をしました。何人かに手伝っていただけることになりました。ありがたいことです。いくつかの作業を並行して手伝っていただきました。サツマイモ苗に被せる草の刈り取り,先日植え付けたサツマイモのうち育ちが良くないサツマイモの植え替え,新たにサツマイモを植え付ける畝を作りのための耕耘などです。
私は主に、小麦畑に防鳥糸を張る作業をしました。そろそろ小麦が熟し始めるため、スズメや鳩の被害が出ないための予防です。釣り糸のような細い糸を畝に合わせて何本も交差するように張りました。防鳥網を張れば万全なのですが、網を張ったり、網を片付ける作業はとても大変です。数年前から、容易に張れる防鳥糸に切り替えました。
サツマイモ苗の植え替え 防鳥糸を麦畑に張る 小型耕耘機で耕す
ところで、お昼はこの畑の木陰でミニバーベキューです。お昼が近くなると、食材を持って来ていただいた方々が調理を始めました。調理が始まってしばらくすると、畑に美味しそうな匂いが漂ってきました。私も、農作業の手を休めてミニバーベキューに参加させていただきました。木陰の地面に広げたシートに座ってのバーベキューでした。イスやテーブルを用意すれば良かったと少し反省しました。次回、この畑でバーベキューをすることがあれば、それなりのテーブルや椅子を準備しようと思います。野外で食べる、焼肉やタマネギなどの新鮮野菜がとても美味しかったです。さらに楽しい会話が加わり、食がよりすすみました。ご馳走様でした。
麦畑傍の木陰に座っての、楽しいミニバーベキュー
楽しい、ミニバーベキューが終わりに近づくと、私は新たなサツマイモの畝を作りました。土を盛り上げ,黒マルチを被せ,両端に土寄せし,苗を植え付ける穴を開けました。そして、サツマイモの苗を植え付けました。苗の数が一本足りなかったのですが、植え替えした時に抜いた苗がありましたので、そのうちの一本を植え付けておきました。最後に、苗が日差しで乾いて枯死しないように、刈り草を株ごとに被せておきました。これで、今回の農作業が終わりました。
お手伝いしていただいたおかげで、とても早く、しかも楽に作業が終わりました。お手伝いに来ていただいた皆さんに感謝いたします。小麦やサツマイモなどが収穫できましたら、ぜひ差し上げたいと思います。
新たに作った畝で、サツマイモ苗の植え付け作業
春のクリーン作戦の前準備
昔は道普請と言っていたクリーン作戦が近づいてきました。春のクリーン作戦は、溝や側溝のゴミ掃除が主のようです。このため、我家周りの道の草刈りを早めに済ませておきました。一番難敵なのは、側溝間際の草刈りです。側溝に落ちると擦り傷ではすみません。足で踏ん張りながら注意して草刈りしました。
草刈り前の側溝周辺の雑草 草刈り後の側溝周辺、桜の葉茂る
側溝は日差しがよく当たる西に面しています。このため、林の中よりも草背が高く伸びていました。このため二段か三段刈りしないと、地面に近い部分まで刈れません。草を刈り取った後、草刈りできたかどうか、側溝西沿いの道を歩いて確認しました。その時、去年TMKPからいただいて植えた桜の葉が茂っていることに気が付きました。ちゃんと根付いているようで安心しました。
雑草が生い茂る側溝沿い 雑草を刈り取った側溝沿い
草を刈取りながら、側溝があった場所の昔を思い出しました。私が子供の頃、側溝の東側は田んぼが続いていました。そして、側溝があった場所は小川が流れていました。その小川で、メダカ,ドンコ,タナゴ,フナ,そしてたまにウナギが獲れました。また、夏になると蛍が舞っていました。今ある無機質な側溝はとても残念に思います。
側溝の西側から、草刈りを終えた東側を見て
そして、クリーン作戦の前日、9日に田布施町郷土館のクリーン作戦がありました。と言っても、職員3人での草刈りです。朝8時に集合して、それぞれが持ってきた草刈機で駐車場や広場に生えた雑草を刈り取りしました。草刈りが終わると、私はすぐ発明クラブの指導のため田布施西小学校に向かいました。
防火用水近くの草刈り バスなどが駐車する広場を草刈り
萌黄色の新緑と、森に生きる小動物達
5月も半ばになって、山の木々は新緑が整いました。つい一週間前には萌黄色だった新緑もだんだんしっかりした緑色になってきました。下画像はケヤキの林ですが、もう少し大きく育てば幹と幹をつないでツリーハウスができそうです。そろそろ下草を綺麗に刈り取って間引きしなければならないケヤキの林です。このまま放置すれば、暗い森になってしまいます。
冬は明るかったケヤキ林、これからは緑に覆われ暗い林に
新緑の今、小動物にとっては美味しい葉を食べることができる季節です。そこで、林の中を歩き回って小動物を探してみました。すると、最初に見つけたのはナナフシです。よく見かけるのは茶色のナナフシですが、今回見つけたは緑色のナナフシです。面白いのは、茶色のナナフシは枝や幹に住んでいます。緑色のナナフシは緑色の葉に住んでいました。住んでいる場所の色で住み分けていることが分かります。
次に、オトシブミが丸めた葉がありました。親虫はもいませんでした。丸めた葉は茶色に変色していたので、もう巣立ったかサナギがいるのだと思います。小さな林ですが、よく観察するとたくさんの小動物が暮らしていることが分かります。
細長い緑色のナナフシ オトシブミが丸めた葉、茶色に変色
ところで、林から竹林に行くと様相ががらりと変わります。竹林にはあまり小動物の姿がありません。いつぞやのテレビ放送ですが、東南アジアには竹だけを食べる昆虫がいます。しかし、日本には竹を食べる虫がいないようです。だから、竹が生い茂ってしまうのだと思います。今はタケノコが伸びる季節です。空に向かって突き刺すように伸びていました。これ以上竹林が広がらないように、余分なタケノコを倒して間引きしました。
竹林の中、空に向かって突き刺すように伸びるタケノコ
林を歩いていると、ハチがぶんぶん幹の周りを飛んでいる木がありました。ゆうぜんケヤキです。このケヤキには虫が集まるようです。特にスズメバチのような大型のハチがよく集まります。ナラやクヌギのように、どこか蜜のような甘い汁が出ているのでしょうか。又は樹液が発酵して甘くなるのでしょう。それが本当かどうか、一度幹を傷つけてみようと思います。
山をさらに歩いていると、夏ハゼの花が咲いていました。とても目立たない花です。この花が咲き終ると、ブルーベリーのような実がたくさん成ります。とても酸っぱい実です。子供の頃、この実をよく食べていました。今時の子供には、とても食べられない酸っぱさです。
ゆうぜんケヤキの幹と葉 とても目立たない夏ハゼの花
電子録音再生装置(ボイスレコーダー)の制作(2/x)
先日始めた、電子録音再生装置(ボイスレコーダー)作りを再開しました。電子的には動作するのですが、裸のままの電子回路では実用的ではありません。電子録音再生装置として使えるように加工しなければなりません。そのため、今回は回路基板を納めるアルミ製箱を金属加工しました。
スピーカー用穴の位置付け マイク穴の位置付け センターポンチで刻印
スピーカーを固定すると同時に音が出る穴を開けます。音がよく出るように、たくさんの小さな穴を開ける必要があります。そのため、穴をあける場所をマジックで格子状に書きました。そして、格子に沿って穴をあける場所にセンターポンチで打ち込みます。これは、ドリルがずれないように刻印するための打ち込みです。
スピーカー用の穴を電動ドリルで次々にあける
センターポンチで刻印すると、ドリルで穴あけしました。穴がずれないようにドリルをしっかり固定します。貫通時に床を傷めないように、予め下に板を敷いておきます。昔は手回し式のドリルを使いましたが、今は電動ドリルのためすぐに穴が貫通します。穴あけ後の金属ゴミなどは掃除機で吸い取りました。こうして、スピーカー用とマイク用の穴をあけました。
バリを取り穴を綺麗に アルコールでマジックを除去 電子回路基板の固定
穴をあけた場所にはたくさんのバリが付いています。そのバリを綺麗に取りました。穴のバリを取ると、マジックをアルコールでふき取り綺麗にしました。次に、箱の底に回路基板を取り付ける穴を開けました。そして、回路基板を箱の底部に固定しました。
次回は電源スイッチや音声入力スイッチなどを取り付け、さらに5V電源BOXを取り付けようと思います。今は仮の部品を取り付けておいて、正規の部品は6月末に東京に行く時に購入しようと思います。
箱の底に電子回路基板を取り付け
ジャガイモの間引き,施肥,そして土寄せ
明日台風が来るかも知れないとのことで、急いで3月に植え付けたジャガイモの施肥と土寄せをしました。間引きは2週間ほど前にしておきましたが、取り残した株の間引きを最初にしました。間引き後の茎数は2~3本です。ところで、間引きしていると、ジャガイモの害虫であるニジュウヤテントウムシがたくさんいました。葉が所々かすれたように食べられていました。一方、アブラムシの天敵であるテントウムシの幼虫もいました。そのため、特に農薬をまくことはしないことにしました。
2~3本に茎を間引き 害虫のニジュウヤテントウムシ 畝周りを一度耕運
次に土寄せしやすいように、畝を一周するように耕運機で耕耘して土を柔らかくしました。そして、肥料を株元に施しました。以前間引きした時に、鶏糞肥料を施しましたので、今回は化成肥料を施しました。この畑は、砂質で肥料分が少ないため毎年肥料をまいています。去年この畑で陸稲を栽培しました。肥料は、やり過ぎると背が伸びすぎて倒れやすくなります。施す肥料の量はなかなか難しいものがあります。
ジャガイモの株元に化成肥料を施す
施肥が終わると、三本クワを使ってジャガイモの株元に土を寄せました。これが、一番疲れる作業です。最初株の西側の土を寄せ、次に反対側に回って東側の土を株元に寄せました。株元には雑草が生えていましたので、除草も兼ねて雑草を覆うように土を寄せました。
西側の土を株に寄せる 東側の土を株に寄せる
土寄せが終わる頃にパラパラと小雨が降ってきました。台風は今、沖縄近くにあるそうです。明日12日は雨だと思うので、久しぶりにラジオの修理でもしようと思います。または、昔話などを文書にまとめようかとも思います。13日は大波野付近のウォーキングの下見をしますので、そのコースの検討もしなければなりません。やらなければならない事が山のようにあるので、なかなか暇が持てません。かと言って、暇を持て余すのも苦痛ですが。
土寄せがほぼ終わったジャガイモ畑、収穫は来月下旬以降